ダンロップスポーツ
主力ゴルフクラブ「ゼクシオ ナイン」がデビュー
update: 2015/10/27
ダンロップスポーツの主力ゴルフクラブブランド「XXIO」(ゼクシオ)の新モデル「XXIO 9」(ゼクシオ ナイン)が12月5日にデビューする。スイングの回転半径が小さくなり、ヘッドスピードが上がり、飛距離が向上する点が大きな特徴だ。
ヘッド軌道を変え、ヘッドスピードがアップ
2000年のデビュー以来、2年ごとに新機種を発売してきた「ゼクシオ」。9代目の「ゼクシオ ナイン」では、ヘッドの軌道を変えてヘッドスピードを上げ、飛距離を伸ばすことに着目した。先代(エイト)に比べ、ドライバーのヘッド重量が2g重くなったほか、シャフトが2g軽くなった。フェース面のスイートスポットが広がり、振り抜きやすく、オフショット時でも飛距離が出易くなった。
「ゼクシオ」史上、最も重いヘッドと、軽くて強い独自開発のシャフトの効果により、ヘッドがゴルファーの身体の近くを通ることでスピードアップが図れ、飛距離の増加につながる。フェアウェイウッドもユーティリティーにも同様の機能性を付加した。アイアンは、ヘッド部分を従来の3ピース構造を5ピース構造に改めた。各部で素材を細かく使い分けることにより、さらに低重心化が進んだ。
ドライバーの上代価格は8万8,000円(本体価格)で、先代よりも8,000円高くなっている。原価増の影響もあるが、機能性が向上したことによる付加価値も含まれているという。また、このほか、しっかりとした振り心地を好むゴルファーへ向けて、自社製の「Miyazaki」(ミヤザキ)シャフトを搭載したモデルも提案する。