フェニックス「カッパ」 2016年春夏シーズン
創業100周年に合わせブランドの世界観を発信
update: 2015/07/29
フェニックス(東京)の「カッパ」は、創業100周年を迎える2016年春夏からブランドの世界観を改めて発信・再強化する。サッカーカテゴリーでは“100周年記念ボール”を企画した。アスレチックカテゴリーでは、コンプレッションウエアを新たに展開する。また、ライセンスビジネスも本格的に拡大する。
サッカー「ガラリベロ」にウイメンズラインが登場
サッカーカテゴリーで主力の1つになっているパーソナルユースの「ガラリベロ」。幾何学模様のデザインが特徴で、従来ストリート色が強かったが、現在は競技寄りにシフトしている。16年春夏では新たにウイメンズモデルが登場する。メンズモデルとデザインは同じで、ピンクを差し色に、パターンは女性仕様にしている。素材は紫外線カット機能を付加した。
オーセンティックなライン「アルティメイト」では、16年春夏からチーム向け商材を強化する。同ブランドがウエア契約を結ぶドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGのチームウエアのデザインをイメージした練習着なども展開する。ジュニア向けには「ガラリベロ」デザインのウエアも提案する。
アスレラインでは新たにコンプレッションウエア「KOMBAT™ 4SKIN」を展開する。旭化成アドバンスのコンプレッション素材「エラクション®プロ」を採用したモデルで、ハイエンドモデルからアベレージモデルまで、トータルに展開する。姿勢サポートや安定性などの機能性を持たせた。上代価格は1万3,000-7,800円(本体価格)。
マルチライン「ViTA LiBERA」(ヴィタリベラ)では、よりタウンユースを意識したモデルを企画した。耐水圧2万mmの透湿防水機能素材「DRYVENT-S™」を採用し、外出時の雨風対応にも留意している。