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ゴールドウイン スノーボードウエア 2015-16年シーズン

update: 2015/02/25

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機能性、利便性を重視した 「ブルーブラッド」

機能性、利便性を重視した
「ブルーブラッド」

ゴールドウインが展開するスノーボードウエアブランド「241」「ブルーブラッド」「エスティヴォ」。2015-16年シーズンは縮小気味の市場動向を考慮し、展開型数を絞り込んでいる。3ブランドの個性を生かし、各ターゲットに適した商品企画を強化した。

市場は微減傾向が続く

主にレディスのエントリー層へ向けた 「エスティヴォ」

主にレディスのエントリー層へ向けた
「エスティヴォ」

スノーボードウエア市場は微減傾向が続いている。同社はこうした傾向を鑑み、14-15年シーズンも商品投入量を減らして臨んだそうだが、予測通りの推移だったという。前シーズン(13-14年)の市場在庫が残っていたため、今シーズン(14-15年)の新作の消化があまり進まなかった面があったようだ。円安と消費増税の影響で上代設定が上がったことも、追い打ちをかけたようだ。

コアなスノーボーダーに向けた「241」(ツーフォーワン)は、米国のプロボーダー、マイク・バシッチが監修するブランド。30代半ばから40歳前半のシリアスユーザーを対象にする。上下で7-9万円(本体価格)するハイエンドラインである。ケブラーなど丈夫な素材を採用し、デザインはシンプルに仕上げた。既存店で20店舗強の専門店にしか卸さない個性派ブランドだ。総生産枚数は2,000枚前後だが、効率化や安定した利益確保のために、当面は8,000枚規模の生産を目指している。