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ラフマ・ミレー 「ミレー」2014年秋冬シーズン
高機能性を重視、バックカントリー系にも動き

update: 2014/01/30

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ハイエンドライン 「トリロジー」の新色モデル

ハイエンドライン
「トリロジー」の新色モデル

アウトドアブランドを展開する LAFUMA MILLET K.K.(ラフマ・ミレー株式会社、東京都目黒区)は2014/2015年秋冬シーズンの「MILLET」(ミレー)ブランドにおいて、高機能アイテムを強化・拡充した。ハイエンドライン「TRILOGY」(トリロジー)では「プロ ゴアテックス ジャケット」の新モデルを企画したほか、気温の変化に合わせてウエアの組み合わせを替えることができる「コンポーネントシステムシリーズ」を提案した。

撥水・発熱ダウンアイテムを展開

日本向け企画の「ヒートブリッド WR ダウン」

日本向け企画の「ヒートブリッド WR ダウン」

ハイエンドライン「トリロジー」モデルには、「ゴアテックス プロ」をはじめ、防水・撥水・透湿などアウトドアシーンに必要な機能性を持った素材が使われている。アウターの「プロ ゴアテックス ジャケット」は「ゴアテックス プロ」を採用し、耐久撥水機能を持つ。ミッドレイヤーとしても着られる「プリマロフト ジャケット」は、中綿に耐水性に優れるポリエステル綿「プリマロフト」を使用した。デザイン面では、13年秋冬から展開している赤と青の復刻モデルに加え、黒ベースの新色が加わった。

主力アイテムの1つ、ダウンジャケットでは、撥水性を持つダウンを使用した。ダウンはデッドエアと呼ばれる空気の層を形成することにより保温性を発揮するが、水に弱い面があった。撥水加工を施すことにより、保温性の低下を防いでいる。撥水に加え、発熱機能を持った日本企画「ヒートブリッド WR ダウン」も新登場。太陽光を吸収して発熱する素材をダウンに混ぜ込み、機能性の強化を図った。

気温の変化に合わせてウエアの組み合わせを替えることができる「コンポーネントシステムシリーズ」は初提案だ。アウターのジャケット「カルマ コンポーネント ジャケット」、ミドラーにもなるダウンジャケット、輻射(ふくしゃ)熱を活用した薄手のソフトシェル、立体裁断で保温性を付加したパンツの4つのアイテムを、気温の変化に合わせて着回す。2つのミドラージャケットはジッパーでの結合が可能で、「カルマ コンポーネント ジャケット」のライナーとして重ね着することができる。