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ユニチカトレーディング 2014-15年秋冬 スポーツ関連機能素材
「サーモトロンラポジカ」に新モデル

update: 2013/06/20

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テキスタイルを白色化した 「サーモトロンラポジカ W」

テキスタイルを白色化した
「サーモトロンラポジカ W」

ユニチカトレーディングは2014-15年秋冬シーズンのスポーツ関連機能素材展「FUNCTIONAL MATERIAL EXHIBITION」(ファンクショナル・マテリアル・エキシビション)において、前回に引き続き3つの機能性(機能、着能、喜能)をテーマに提案した。秋冬シーズンの主力である保温素材「サーモトロンラポジカ」では、原糸を白色化した新モデル「サーモトロンラポジカ W」を新たに開発した。一般衣料など応用の幅が広がりそうだ。

インドネシアのユニテックス社も活用

春夏素材の「こかげ マックス」も提案した

春夏素材の「こかげ マックス」も提案した

3つの機能性のうち「機能」では、「サーモトロンラポジカ」が一押し素材。「吸光熱変換機能剤」と「遠赤外線放射機能剤」を1本のフィラメント内に融合し、高い保温性を持たせた機能素材だ。従来はテキスタイルにしたときの仕上がりがグレー系になっていたが、新モデルの「サーモトロンラポジカ W」では、白色を実現した。これにより、白色のほか淡色のテキスタイルも可能になる。

そのほか「機能」では、春夏シーズンで提案している遮熱機能素材「こかげ マックス」を提案。太陽光を遮断するセラミックをフィラメント内部に効率良く配置して遮断機能を向上させた。また、異形断面のポリエステル繊維「ルミエース」も提案した。レギュラーのポリエステルよりも吸汗機能に優れ、春夏のほか、秋の残暑シーズンにも機能性発揮が期待できる。