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アクラム、スポーツウエアの展示会を実施

update: 2018/03/07

新たに展開する 「スクアドラ」の“陸上”ウエア

新たに展開する
「スクアドラ」の“陸上”ウエア

スポーツチームウエアビジネスを展開するアクラム(奈良県北葛城郡)がこのほど、チームユースのスポーツウエアを主体とした展示会を実施した。東西で開催したが、独自性を発揮して、住み分けを目指している個性派のスポーツ小売店を中心に、評価を得たようだ。

“個性派”ブランドに関心集まる

同社は自社ブランドの「スクアドラ」を主体に、昇華プリント主体とした小ロットの“チームユース”のチームユニフォームに特化したビジネスを強化している。今回の展示会もその一環で、大手スポーツメーカーとは一線を画した、小ロットの“かゆい所に手の届く”ビジネスを意識している。

ユニフォーム以外の アイテムにも挑戦している

ユニフォーム以外の
アイテムにも挑戦している

東京及び大阪など、政令指定都市を中心に展示会を実施した同社。来場者は既存顧客がメーンだったというが、大手メーカーのチームオーダーに飽き足らない個性派の小売店の来場もあったようだ。

同社の狙いは、大手スポーツメーカーのチームビジネスを取り込むことではなく、そうしたメジャーな提案とは異なる、きめ細かなサポート・提案が必要なニーズを掬い取ることが狙いである。

2018年春夏シーズンからは、陸上ウエアのチーム対応もスタートする。また、トレーニング関連ウエアも企画するという。

同社では、新しいスポーツ関連展示会の在り方を模索している。現在は、スポーツチームのユニフォームが受注の主体だが、同業他社との“協業”により、ビジネスの幅を広げるという新しい試みに取り組み始めたところだ。