ウィッツ、「ダンスウィズドラゴン」2017年秋冬展
update: 2017/03/14
ウィッツ(京都)が手掛けるゴルフウエアブランド「ダンスウィズドラゴン」の2017年秋冬展。“デザイアー”(欲望)をテーマにしたデザインやモチーフを採用した。そのほか、インナーダウンウエアブランド「TAION」(タイオン)と協業したダウンベストも企画した。
テーマは“欲望”
2016年秋冬シーズンは前年同期比96%とやや苦戦傾向だった。天候不順の影響もあったようだ。「ダンスウィズドラゴン」の2017年秋冬シーズンでは、テーマの“デザイアー”(欲望)を基にした様々なデザインやモチーフを使用し、ブランドの個性発揮を図っている。
秋のシーズン立ち上がりの9月は「性欲」をテーマにした。10月は「食欲」で、食事に関するイラストやモチーフを採り入れている。11月は「物欲」で、コインやメダルなどお金を連想するモチーフを使用した。12月は「睡眠」で、星空などをあしらったデザインに仕上げた。
シーズンを通して、エッジの効いた色目とデザインが特徴だ。そのほか、着こなしの工夫として、ストレッチ性のあるミドラーアイテムを重視。保温性を考慮したウエアで、コーディネートの幅を広げている。また、「TAION」ブランドと協業したダウンベストは10月に投入予定。店頭におけるアクセントを与える商材にする。
また、和テイストを特徴にする新ブランド「トヴホ」は、卸先が徐々に増えつつある。ゴルフ系セレクトショップが主な販路になっている。シーズンテーマは“ネイティブ”で、大地や先駆者などをイメージする、装飾を抑えたデザインに仕上げた。「ロックデュード」は上品な艶感が特徴で、適度にスポーツテイストを採り入れている。