グリップインターナショナル
「ロサーセン」2017年春夏シーズン
素材感と機能性を両立
update: 2016/09/06
グリップインターナショナル(神戸)の手掛けるゴルフウエアブランド「ロサーセン」の2017年春夏シーズンでは、素材感と機能性を両立させ、個性的なブランド観を演出した。店頭で差別化が図れるテイストに仕上がっている。
店頭好調、小売店からも評価を得る
「ロサーセン」の店頭状況は好調だという。“サーフ&ターフ”をコンセプトにしたゴルフウエアがエンドユーザーの支持を集め、他ブランドの住み分けにつながっているようだ。米国・西海岸テイストを採り入れたテイストが特徴で、機能素材も使用しているが、天然素材の風合いも重視した。
ゴルフ専門店を主軸に計画を上回る推移だという。17年春夏シーズンも、取扱量が増える見込みだ。消化率の高い点も特徴。今後もプロパー消化率を高めていくという。
17年春夏では、“海パン”にも使える汎用性のあるショートパンツや、機能糸を使った天然素材風ニットなど、機能面や汎用性も重視している。肌面に機能糸、表地に天然素材を使ったハイブリット生地も使用している。
今後はアジアなど海外市場への展開も視野に入れる。通期(2017年3月期)の売上見通しは、12億円(上代ベース)。2017年度(2018年3月期)は20億円(同)にまで急成長する計画だ。