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ダンロップスポーツ ゴルフ
新モデル「スリクソンZ」シリーズを発売

update: 2016/08/16

 「スリクソンZ」の新モデル

「スリクソンZ」の新モデル

ダンロップスポーツは主力のゴルフビジネスにおいて、新しいゴルフクラブのモデル「スリクソンZ」シリーズを今秋9月から発売する。2年ぶりのリニューアルである。契約選手の松山英樹プロなど、シリアスプレーヤー向けのモデルだ。

飛距離と方向性の向上に留意

「スリクソンZ」の新モデルでは、飛距離と方向性の向上に留意した。前作と比較して、4.8ヤード飛距離が向上した。機能面の特徴は、「Ripple Effect」(波及効果)が特徴で、“飛び”の技術の複合による、相乗効果を狙った。

「ゼクシオ ナイン」。 自社のシャフト「Miyazaki Kaula」搭載モデル

「ゼクシオ ナイン」。
自社のシャフト「Miyazaki Kaula」搭載モデル

同ブランドのコア・ターゲットである「シリアスゴルファー」を意識している。ソール・クラウン部分の合金の伸張度を高めている。打球をとらえた時のフェースの“たわみ”を計算。ヘッド全体で反発力をボールの飛距離向上に転換する機能性を搭載した。

新しい自社のシャフト「Miyazaki Kaula」(ミヤザキ カウラ)も上級ゴルファーへ向けて新たに提案している。なお、「ゼクシオ ナイン」の同シャフトモデルも受注限定で展開する。

新しい「スリクソンZ」の販売目標は、128%(金額ベース)、数量ベースでは109%を計画している。上代設定は、前回までオープン価格だったが、今回からはドライバーが6万3,000-7万8,000円(本体価格)の範囲で提案する。

「スリクソンZ」の売上比率は、国内市場が64%、海外が36%。海外の36%のうち、3分の1──約3分の1が「北米市場」である。東南アジアやChinaでは高額品が動いているほか、欧州ではやや減少傾向だという。