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ダンロップスポーツ、テニス展 2016年秋冬シーズン
ロングセラー「REVO CS」に新モデルが登場

update: 2016/07/27

「REVO CS」ラケットの新モデル

「REVO CS」ラケットの新モデル

ダンロップスポーツは2016年秋冬シーズンへ向けて、ロングセラー「REVO CS」の新モデル「8.0」「10.0」の2機種を市場投入する。上期のテニスビジネスは昨年の反動が大きかったが堅調な推移で、下期に投入する新製品の動きに期待を掛けている。

上期は新製品が後押ししプラスの見通し

同社の上期のテニスビジネスは、プラスの見通しだ。昨年は上期を中心にラケット市場が盛り上がっていた反動もあり、今年はその熱が冷めているようだ。消耗品は前年比を上回っているほか、ジュニアの需要も増えている。年配層を中心としたテニスの回帰組は昨年でストップした。

「スリクソン」のラケットが30%増とプラスの推移で、新製品がけん引役になった。テニスボールは微増だった。今春のシーズン立ち上がり時に、売る製品をしっかり準備できたことが好調な要因だったという。営業と商品の準備がうまくかみ合ったようだ。一方、「バボラ」は市場の反動で売り上げは80-90%程度に留まったが、市場シェアは維持している。

今秋9月下旬にロングセラー「REVO CS」の新モデル「8.0」「10.0」の2機種を市場投入する。2002年に発売したモデルの9代目で、40-70代のミセス層から支持を集めている。コントロールしやすい・スイートエリアが拡大・打感がマイルド――といった点が特長だ。従来モデルよりも、操作性が向上した。

今年9月以降は、「REVO CS」の新モデルに加え、シューズなどほかの新商材も揃ってくる。新製品を武器に反転攻勢を図る。