ブラックアンドホワイトスポーツウェア 2016年秋冬展
52週MDの精度アップを目指す
update: 2016/02/29
「ブラック＆ホワイト」。
高品質素材と機能性を追求する
ゴールドウインのグループ会社であるブラックアンドホワイトスポーツウェア（東京）は2016年秋冬シーズンで、主力ゴルフウエアブランドの「ブラック＆ホワイト」において52週MDの精度アップを目指す。第2の柱に据えている「アンパスィ」ブランドでは、型数を増やして世界観や売上規模の拡大を図る。
「ブラック＆ホワイト」──高品質素材と機能性を追求
2015年秋冬シーズンは12月の暖冬傾向が影響して後半、失速したが、前半の健闘が奏功して「ブラック＆ホワイト」がほぼ前年並み（既存店ベース）と堅調な推移だった。「アンパスィ」は120％と好調な推移だった。
「ブラック＆ホワイト」ブランドでは、強みで特徴でもある高品質素材と機能性を引き続き追求する。日本製が90％近くを占める同ブランドの強みは上質感で、16年秋冬シーズンも生地の編みや織り、二次加工などで付加価値を高めている。それに加えて、ゴールドウインの機能性や素材も導入し、差別化商材を企画した。
「イージームーブ」と名付けた2.5層の防水素材「ソファンデ®」（旭化成アドバンス）を使用した立体パターンの新レインウエア（上・3万1,000円、下・3万円）をはじめ、ジャカード柄にプリントを施した独自デザインの提案、中空糸を使った軽量スエットなどを企画。各シーズンに合わせた機能性商材をきめ細かく設定した。二重織の生地の中にダウンを詰めた“無縫製”ダウンジャケット「SEAMLESS DOWNJACKET」（5万9,000円）も強化アイテムの1つだ。
「ブルーレーベル バイ ブラック＆ホワイト」。
ファッションを意識したラインとして強化する
「ブルーレーベル バイ ブラック＆ホワイト」はゴルフ場でファッションを楽しむ新しいゴルファー層へアピールしていく。ベストスタイルとニットスタイルの2つを展開する。
