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グリップインターナショナル
「J.リンドバーグ」「シェルボ」 2016年秋冬シーズン

update: 2016/02/24

「J.リンドバーグ」。 シンプルなデザインのエントリーモデル

「J.リンドバーグ」。
シンプルなデザインのエントリーモデル

グリップインターナショナル(神戸)が展開するインポートのゴルフウエアブランド「J.リンドバーグ」は2016年秋冬シーズンで、引き続きエントリーラインを強化する。卸先を増やしてファン層、売上規模を増やしていく狙いがある。「シェルボ」では、人工ダウンの採用を大幅に拡大した。

エントリーラインを引き続き強化

「J.リンドバーグ」の 「アクティブスポーツライン」

「J.リンドバーグ」の
「アクティブスポーツライン」

「J.リンドバーグ」では、引き続きエントリーラインを強化する。通常、主力アイテムのポロシャツは1万4,000円前後だが、これを1万円に下げたエントリーラインを展開し始めた。廉価版を作り、卸先やファンを増やす目的だ。

16年秋冬シーズンの上代は16年春夏対比で平均15%下げた。しかしシャツ中心の施策で、パンツやブルゾンの上代は変えていない。

また、今春から「アクティブスポーツライン」をスタートする。このスポーツラインは総合スポーツ店を想定した新しいラインのようだ。「アクティブウエアコレクション」と題した本国のカタログでは、トレーニングやランニングをイメージしたアイテムやコーディネートを掲載している。

「シェルボ」は人工ダウン 「ハッピーグース」を使用する

「シェルボ」は人工ダウン
「ハッピーグース」を使用する

「シェルボ」は16年秋冬シーズンから、中綿アイテムで人工ダウン「ハッピーグース」を100%使用することになった。ダウン素材が不足気味であること、環境保全の観点からの決定のようだ。

秋冬シーズンでは、暖冬の影響もあり、中綿アイテムに替わってベスト系の売り上げが増えているという。今秋はブルゾンの立ち上げ時期を早くして、販売期間を長くする計画だ。ファッションブランド的な提案を想定している。