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『イベントレポート』
SKI FORUM 2011
震災の影響最小限に、スキーファン集まる

update: 2011/06/06

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学生が減少、年配の夫婦が増える

デサントのレディス「クリティカルポイント」

デサントのレディス「クリティカルポイント」

デサントのレディス「クリティカルポイント」

東京展では1日目2352人、2日目2248人、計4600人が来場した。大阪展でも、昨年並みのおよそ1000人(前年1041人)が訪れたようだ。出展社数は東京が27社、58ブランド、大阪が5社。東京展には用具、ウエア両方の企業が出展。大阪展はウエアメーカー5社が出展した。

東京展では以前と比べ、在学中にスキーをする機会が減っているようだ。代わりに増えてきたのが50代と思しき年配の夫婦。夫に連れられ来場した奥さんの方が、ファッション性のあるレディススキーウエアに引き寄せられるケースである。プリント柄、ビビッド系の色など、従来あまり見られなかったデザインや色目が増えてきた。

ゴールドウイン「エッジ」

ゴールドウイン「エッジ」

ゴールドウイン「エッジ」

次シーズンの懸念材料は、原発をはじめとした震災の収束。高速道路の料金一律 1000 円が終了することの影響も大きいと予測される。一部のスキー場では地震の影響でリフトの運行が難しい所もある。スキーヤーの購買意欲は衰えていないが、スキー場を取り巻く環境はあまり整っていないようだ。