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旭化成せんい スポーツ素材 2013年春夏
動きやすさ・吸水速乾性を重視

update: 2013/04/15

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コンプレッション系ウエアと、 「ベンベルグ」に力を入れる

コンプレッション系ウエアと、
「ベンベルグ」に力を入れる

旭化成せんいは2013年春夏シーズンのスポーツ素材で、動きやすさ・軽量感・クーリングなどの機能性を中心に展開する。ニットを中心に、新しい機能性の提案に力を入れる。

コンプレッションウエアでシェアアップ

12年秋冬商戦は、国内のアスレチック(競技)ビジネスがトレーニングジャージーの苦戦で伸び悩んだ。アウトドア系、ナイロン素材は堅調だった。学販向けはシェアが順調に伸びたという。

13年春夏の強化素材は、12年秋冬から展開する「エラクションプロ」。身体によく密着するニット素材で、非常にストレッチ性があり、動きを妨げにくい。身体の動きに合わせ適度に伸縮するため、運動時のストレスが少ないという。機能アンダーやフィットネス水着などに採用されている。スポーツシーンでの着こなしが徐々に変わり、身体に密着したいわゆる“コンプレッション”系アンダーやウエアが市民権を得るまでに拡大した。競合は激しくなっているが、「エラクションプロ」の活躍できるシーンが増えていることも確かだ。