プーマ ジャパン 「プーマゴルフ」 2013年シーズン
ゴルフ量販店の店舗を拡大
ブランドの認知・価値向上を狙う
update: 2013/04/08
プーマジャパンの展開する「プーマゴルフ」は2013年から店舗展開を拡大する。2007年春から日本でゴルフラインをスタートした同ブランド。ファン層が広がり、ブランドも十分浸透したため、今後は拡大路線に舵を切る。
2011年シーズンは、震災の影響が限定的だった。2012年シーズンは売上計画に対しプラスの推移だった。13年シーズンも12年の流れを引き継いで展開する。米国市場では、「コブラ」のクラブを使用するプロゴルファー、リッキー・ファウラー選手が着用する「プーマ」のゴルフウエアの注目度が高まっていることもあり、アパレルの色目がカラフルになってきた。トーナメントの最終日に必ず身に付ける「リッキーオレンジ」が定番色だ。発色の良さがブランドの特色と考えており、13年秋冬シーズンは、日本でもアジアサイズで展開する。
百貨店ではワンランク上の上質ウエアを提案
今後、ゴルフ量販店での展開を強化する方針。戦略的に百貨店とゴルフ量販店で展開する商材を区分けしている。ゴルフ量販店で百貨店にないベーシックでシンプルなウエアを増やす。買いやすいデザインでブランドの認知を広め、その価値を一層高める狙いがある。限定的だった店舗展開を拡大する方針だ。
裾野の拡大と同時に、百貨店などを中心として一段上の上質ウエアを投入。百貨店において価値観の向上を目指す。ゴルファーからは「スポーツプレミアムブランドとして認識されている」という同ブランド。「スポーツラグジュアリー的な立ち位置」を意識して提案し続けるという。