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ミズノがランニングフォーム診断システム「F.O.R.M.」をスタート
東西の直営店舗に導入

update: 2012/09/24

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身体の6カ所の動きを元に フォームを測定する(ミズノ淀屋橋店)

身体の6カ所の動きを元に
フォームを測定する(ミズノ淀屋橋店)

ミズノが9月1日から、ランニングのフォームを診断できるシステム「F.O.R.M.」(フォーム)をスタートした。「きれいなフォームで走りたい」という一般ランナーのニーズの高まりを受け、システムを開発・導入した。足型を測定して最適なシューズを選ぶ「プレシジョンフィット」を活用した「ランニングステーション」を展開しているが、「F.O.R.M.」はランニングフォームに着目した切り口の異なる提案だ。

診断結果を数値化

きれいなフォームを追求するランナーのニーズに応えた(ミズノ淀屋橋店)

きれいなフォームを追求するランナーのニーズに応えた(ミズノ淀屋橋店)

開発のきっかけは3-4年前に遡る。当時、東京マラソンが起爆剤になりマラソン熱が高まっているときだった。自分に合ったシューズを求めるニーズも高かったが、同様にきれいなフォームで走りたいというニーズも高まっていたという。計測機器はトップアスリート向けのものがあり、ミズノも商品開発に活用していたが、高価で汎用性に乏しかった。低コスト化、計測結果を数値化できるよう改良し、今回の導入に至った。

「F.O.R.M.」ではまず、トレッドミル(ランニングマシン)で走りながら、肩や腰、膝など計6カ所の動きを計測。3次元の動作解析を元に自動で診断する。5つの評価項目と総合得点、改善すべきアドバイス等が記入された「診断シート」を出力する。診断結果を数値化することで、より自身のフォームの修正個所を具体的に知ることが可能になる。

所要時間は30分。予約制で利用料金は2100円(税込み)。水曜・金曜は16時30分-19時30分。週末は11時30分-19時30分(大阪店は17時30分まで)のスケジュールで計測を実施する。