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デサントの「デサント」ブランド、自転車競技の「BMXレーシング」日本代表ウエアを開発

update: 2021/06/25

「デサント」ブランド、自転車競技の 「BMXレーシング」日本代表ウエアを開発

「デサント」ブランド、自転車競技の
「BMXレーシング」日本代表ウエアを開発

デサントが「デサント」ブランドにおいて、自転車競技の「BMXレーシング」日本代表ウエアを開発し、代表選手に提供する。(財)日本自転車競技連盟とのオフィシャルサプライヤー契約に基づくもので、東京オリンピック出場時に着用する予定だ。

競技に必要な機能性に着目

日本自転車競技連盟とのオフィシャルサプライヤー契約に基づき、様々な機能性が要求されるBMXレーシング用のウエアを開発した。「BMXレーシング」は、起伏のあるコースを自転車に乗り、複数人数で速さを競う種目。オリンピックの公式競技に採用されている。

今回は特にパンツに焦点を当て、必要とされる機能性──動きやすさ、フィット感、通気性、軽さなどに留意して開発した。同競技に必要な機能性に着目した。大阪のウエア研究拠点「DISK」が開発を担当した。

基礎にしたのは、機能性を盛り込んだタウンユースを意識した機能パンツ「PTゼロ」。数種類の素材の中から、トレッキング向けの素材だった吸水速乾性に優れるものを選択した。新たにフィット感のあるパターンを採用し、フルレングスの機能性パンツを開発した。従来品に比べ40%の軽量化が進んだ。

今回の新しい代表ウエアのレプリカを販売する計画はないというが、普段着に使える機能性ウエア「ムーブウエア」へノウハウを落とし込むことを考えている。