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ゴールドウインが組織改編
自社ブランドの強化を意識

update: 2021/03/25

自社ブランドの強化も推し進める。 写真は「Goldwin Munich」

自社ブランドの強化も推し進める。
写真は「Goldwin Munich」

ゴールドウインが4月1日付で組織改編を行う。「ゴールドウイン」をはじめとする自社ブランドの強化も意識している。積極的に若手社員を起用している点も特徴だ。就任から間もなく1年を迎える渡辺貴生 社長のカラーが徐々に現われてきた。

若手社員も積極登用

今回の組織改編では、管理本部の各部署の統廃合を実施するほか、ブランドの企画組織や国外向けの部署を見直す。「事業本部」に「ゴールドウイン事業部」を移管し、事業部体制だった「エレッセ」を「エレッセ事業グループ」に改める。

そのほか、アスレチックに軸足を置いたショップブランド「ニュートラルワークス」を管理・運営する「ニュートラルワークス事業グループ」を、「ニュートラルワークス事業部」に改編。自社ブランドの強化に力を入れる。

販売面では、「グローバル本部」を廃止し、「事業本部」や「販売本部」に各ブランドの部隊を移管。各ブランド、各販路で小回りの利く体制に改める。各部のマネージャーには、若手を積極的に起用。“渡辺カラー”が徐々に見えてきた観がある。