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デサント、「デサント」ブランドが「ディオール」とメンズ スキーで協業ウエア

update: 2020/12/02

「ディオール」初のメンズスキーコレクションで 協業した「デサント」ブランド

「ディオール」初のメンズスキーコレクションで
協業した「デサント」ブランド

デサントの社名ブランド「デサント」が、ファッションブランドの「DIOR」(ディオール)とメンズ スキーのカテゴリーで協業ウエアを企画した。ラグジュアリーとテクノロジーを融合したウインターコレクションで、ウエアやシューズ、アクセサリーで構成する。

ジャケット、パンツを共同開発

「ディオール」初の「メンズ スキー カプセルコレクション」は、同ブランドのメンズのデザインを担当するキム・ジョーンズ氏との協業で企画された。ダウンジャケット、シェルジャケット、パンツの開発にデサントが携わった。このほか、スキーとスノーボードはスイスの「AK SKI」(エーケースキー)が、ヘルメットは「POC」(ポック)が担当している。

「水沢ダウン」を手掛ける 水沢工場で生産

「水沢ダウン」を手掛ける
水沢工場で生産

デサントが協業したジャケット、パンツは同社の水沢工場で生産。デサントがセレクトショップや百貨店などのファッションチャネルでも拡販している「水沢ダウン」の生産を手掛ける工場だ。

「デサント」ブランドが得意にする高度な保温性と快適性に、「ディオール」ブランドのデザイン性を採り入れた。「日本のウインタースポーツウエアのビンテージスタイル」からインスピレーションを得た。

販売価格は、ジャケット類が40-60万円、パンツ類が33万円。11月から世界の「ディオール」店舗で販売が始まっている。日本では12月4日から、東京・銀座や大阪・心斎橋の店舗で扱いをスタートする。