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ミズノ、人工の羽根を採用したバドミントンシャトル「TECH FEATHER 03」を発売

update: 2020/03/03

ミズノの人工羽根を採用した バドミントンシャトル「TECH FEATHER 03」

ミズノの人工羽根を採用した
バドミントンシャトル「TECH FEATHER 03」

ミズノが4月から、人工の羽根を採用したバドミントンシャトル「TECH FEATHER 03」を順次発売する。天然のシャトルに近い“飛翔性能”が得られたという。羽根の軸の形状と素材を工夫することにより、天然シャトルの約2倍の耐久性を持たせた。

天然に比べ約2倍の耐久性

「TECH FEATHER 03」は「人工の羽根16本を使った合成球」として初めて、(公財)日本バドミントン協会の大会公認球の審査を合格した。同社のバドミントン品を扱う店舗で4月から、順次販売を開始する。

人工の羽根「BLADE FEATHER 03」を採用したことで、天然シャトルに近いスマッシュ時の減速率が得られるようになった。また、16本の軸の形状を「I」型にし、剛性を強化。羽根の表面には高強度の不織布を採用し、天然シャトルに比べて約2倍の耐久性を持たせた。

人工の羽根を使用するため、天然の羽根で必要な洗浄に使用する水を削減することができる。自然や工場作業者の環境改善にもつながるという。上代価格は、1ダースで4,300円(本体価格)。使用する温度環境に合わせて、4つのタイプを用意した。

今後は、合成球では初の大会公認球として、各種大会における使用の促進活動にも力を入れる。「TECH FEATHER 03」のグローバルでの販売目標は、3万6,000ダース(発売から1年間)。