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デサント、「アリーナ」ブランド
2020年へ向け、世界観をアピール

update: 2019/09/09

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20-30代の新規顧客開拓が課題

エンドユーザー向けのイベントを開催し、 ブランドの浸透を図っている (「アリーナの日」in OSAKAより)

エンドユーザー向けのイベントを開催し、
ブランドの浸透を図っている
(「アリーナの日」in OSAKAより)

スイム市場はなかなか伸びていないと分析するが、幅広い年齢層が楽しめる“生涯スポーツ”というメリットを活かして、顧客の開拓を進めている。手薄な「20-30代の若い層を開拓すべき」(錦織部長)と考えている。

錦織部長の担当地域は日本。どうやって国内市場のシェアや売り上げを拡大するかが最重要課題だ。その1つが、新中期経営計画でも謳われている直営店の強化。販路とのバランスを考慮し、拡大を図る。

水着が主体のブランドのため、プール以外のシーン──日常生活、ライフスタイル向けの商材を拡販することは容易ではない。しかしマーケット規模も大きく、魅力的なカテゴリーである。「マーケティングをしっかりして、強化していきたい」(錦織部長)。