東レ、2018年度の機能素材ビジネス
1ケタ台後半のプラス成長に
update: 2019/06/10
今期も数%の成長を目指す
今期(2019年度)も前期同様、数%の増収を目指している。18年秋冬シーズンが暖冬だったため、今年の19年秋冬向け商材の発注について、慎重になっているアパレル各社が多いと予測。秋冬商戦は苦戦すると見込んでいる。
解決策として、各アイテムで今までにない商材を提供する必要があると考えている。今年は、今秋にラグビーワールドカップが開催される。来年はいよいよ東京オリンピックの開催が控えている。市況としてはこれから、顧客のスポーツ熱が高まっていくと期待を寄せている。
スポーツ各社との五輪向け商材の開発も進んでいるようだ。また、世界的な風潮である環境配慮型の素材や、盛夏のオリンピック競技へ向けた新商材の開発も当面の取り組み課題だ。