ナイキ、スポーツブラを強化中
update: 2019/03/19
ナイキがスポーツブラ「ナイキ FE/NOM フライニット ブラ」を強化・拡充している。従来、シューズに採用していた素材「ナイキ フライニット」をスポーツブラ用に改良を加えた。今夏に開催されるサッカーの「FIFA女子ワールドカップフランス2019」に出場する契約チームの選手も着用する予定だ。
幅広いシーンでの着用を想定
シューズのアッパー素材に採用されてきた「ナイキ フライニット」を身体用に使うため、モーションキャプチャーや身体機能の図式化などの作業を含め、600時間を超えるバイオメトリックの試験を実施したという。
体形にフィットしやすいナイロン・スパンデックス糸を使用した。ワイヤーやパッド、ゴムなどは不使用。従来の同社のハイサポートブラは、最大41の部材と22の縫い目で作られているが、「ナイキ FE/NOM フライニット ブラ」は2枚のパネルと接合部で構成されており、従来品より30%軽量かされているという。
2019年春夏シーズンでは、3種類のサポートタイプのスポーツブラ「ナイキ FE/NOM フライニット ブラ」を展開。最大44Gのサイズまで取り揃える。ランニングやトレーニング、サイクリング、ピラティス、ヨガなど、幅広いシーンでの着用を想定している。
日本ではまだ発売していないが、同様の素材を使った「ナイキフライニット インディ スポーツブラ」(7,590円、税込み)を展開している。