TOP > 企業レポート > ミズノのスイムビジネス フィットネス水...

ミズノのスイムビジネス
フィットネス水着が好評博す
競泳向けは国内シェアを維持

update: 2018/12/17

1ページ2ページ次のページへ >
池江璃花子選手が監修した 「RIKAKO IKEE COLLECTION」

池江璃花子選手が監修した
「RIKAKO IKEE COLLECTION」

ミズノの2018年シーズンのスイムビジネスは前年同期比並みと堅調な推移だ。強みの競泳用水着が安定しているほか、強化アイテムの1つ、フィットネス水着も好評を博している。2019年シーズン向けの競泳用水着の新モデル「GX-SONIC Ⅳ」(ジーエックス ソニック フォー)も来年1月から市場投入する。

同社の競泳水着ビジネスは2017年シーズンから安定した推移だ。核になる「GXシリーズが安定してシェアを獲得している」(グローバルアパレルプロダクト本部企画・デザイン部、坂井弘司 トレーニング・スイムアパレル企画課長)。しかし、「高いシェアだからこそ、(不具合がないように取り組まなければという)緊張感がある」(坂井課長)。

強みの競泳水着では、新モデル「GX-SONIC Ⅳ」を来年1月から発売する。推進効率が良いフラット姿勢の維持をサポートする機能性が特長で、記録更新を目指すシリアススイマーからの支持を集めている。2013年のデビュー以来、競泳日本代表選手の間では、使用率1位(同社調べ)を獲得している人気モデルだ。

モデルの菜々緒を起用したフィットネス水着も反応が良い。2017年4月に発売した新しいラインで今秋、4シーズン目を迎えた。デザイン性を追求した水着で、「良い意味で、当社らしくないと評価が高い」(坂井課長)。主に百貨店流通において支持を集めている。