ナイキ、「NBA」の新ユニフォームを公開
ファンの取り込みに新手
update: 2017/09/27
ナイキは9月15日、米国・ロサンゼルスで同国プロバスケットボールリーグ「NBA」の選手が来シーズンに着用する新ユニフォームを公開した。また、ファンの取り込みを狙った新手のアイテム──エンドユーザー向けのNFC(近距離通信)チップを内蔵したジャージーも企画提案した。
エンドユーザー向けのチップ内蔵ジャージーも提案
「NBA」の選手が来シーズンに着用する新ユニフォーム「ステイトメントエディションユニフォーム」は、過日公表された「アソシエイションユニフォーム」および「アイコンエディションユニフォーム」に次ぐウエア。ホームチームがどのユニフォームを試合で着するかを決める。これら3つのユニフォームに加わる4つ目のユニフォームは今年後半に発表予定だという。
新しい選手向けユニフォームに加え、コートで着用する初の“フード付き”ウオームアップジャケットも発表した。ウオームアップ時の身体を適温に保つため、保温機能を有する「ナイキサマーフレックス」素材を採用している。
また、新しい試みとして、ファンの取り込みを狙った新手のアイテム――エンドユーザー向けのNFC(近距離通信)チップを内蔵したジャージー「ナイキNBAコネクテッドジャージー」も企画・提案した。同ジャージーは、内蔵されたNFCにより、ゲームのハイライトやトッププレーヤーのお気に入りの音楽など、“贔屓”のチームやプレーヤーのコンテンツをジャージー所有者の携帯デバイスにリアルタイムで発信できる。
ファンサービスをより深める可能性がある新しい商材だ。9月29日からオンラインで発売を開始予定(日本では10月18日)。ナイキコネクトアプリをダウンロードして使用する。