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デサント、「アリーナ」ブランドで韓国に合弁会社を設立

update: 2017/07/06

デサントはこのほど、韓国における「アリーナ」ブランドの販売およびマーケティング活動を実施する合弁会社「ARENA KOREA LTD.」(韓国・ソウル市)を設立した。

各社の相乗効果に期待感

「ARENA KOREA LTD.」の資本金は50億ウォン(約5億円)。1981年より、韓国内で「アリーナ」ブランドの販売に携わってきた企業・DONGIN SPOTS社(ソウル市)とデサントの合弁により設立された。設立は6月だが、本格的な事業開始は10月1日を予定している。

出資比率は、デサントが25%、前出のDONGIN社が65%、デサントコリア社が10%の内訳。韓国内における、「アリーナ」ブランドの企画・開発から生産・販売・マーケティングまでを一手に引き受ける。

同国では元々、DONGIN社がその前身にあたる企業の時(1981年)から「アリーナ」ブランドの展開を始めた。86年には、日本における独占販売権を取得し、「アリーナ」を、水着市場において、市場ナンバーワンになる施策を推し進めてきた。

今回、系列3社の合弁企業にすることで、販路や商品企画・販促において、各社の強みを使用した“相乗効果”を期待している。デサント社が中期経営計画で掲げている、「2020年にアジア10カ国以上でスイムウエア売上高のNO.1を目指す」と言う。