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ゼット、「ゼット」ブランド ベースボールビジネス
2016年度は前年比をクリア

update: 2017/06/27

けん引役になっている「プロステイタス」

けん引役になっている「プロステイタス」

ゼットの自社ブランド「ゼット」ブランドのベースボールビジネスは、2016年度において、前年比をクリアした。主力商材である「プロステイタス」の硬式グラブがけん引役になった。

チームビジネスを重視

同社がかねて主力にしているブランドが「プロステイタス」だ。硬式グラブを中心に、ハイエンドのシリアスユーザー向けの商品群に位置付ける。前シーズンは「プロステイタス」の20周年に当たり、記念モデルを提案したが、それが好評を博したという。

チームビジネスを重視

チームビジネスを重視

今期の4-5月の売上推移は順調で、好調なスタートを切った。「プロステイタス」のグラブ群をはじめ、トレンドになっている昇華ユニフォームや、スパイクシューズなどの商材も重点的に強化する。

重点的に強化するのは、チームビジネスだ。中でも、昇華プリントのチームユニフォームは計画以上の推移だという。中でも、少年野球層──ジュニア層がメーン。軟式のグラブ──少年向けモデル──において、“手のひら”サイズの、小さいモデルが必要なジュニア層へ向けて、新しいパターンのグラブを新たに企画・提案した。次世代のリピーターを創出するための取り組みである。

上代設定は全体的に20%ほど下げている。市場の動向を鑑み、適正価格に合わせたという。各アイテムにおいて、メリハリを付けて、他社との差別化を図る狙いだ。