TOP > 企業レポート > ナイキ、“LGBT”をテーマにしたシューズ...

ナイキ、“LGBT”をテーマにしたシューズを企画

update: 2017/06/02

「BETRUE」コレクション

「BETRUE」コレクション

ナイキは、“LGBT”をテーマにしたシューズ「2017 BETRUE」コレクションを企画した。2012年に同社が取り組み始めたキャンペーンで、“すべてのアスリートの育成”と“平等にスポーツに取り組める環境を提供する”という“ミッション”を併せた企画だ。

平等にスポーツへ取り組める環境を提供する

「BETRUE」コレクションは、2012年に同社の社員によってスタートした試みだ。当初は、「NIKEiD」から2~3のスタイルを製作した。

ナイキのLGBTネットワークリーダーである“ロバート・ゴーマン”は同企画の意図について、「我々にとって重要なことは、人々が団結して、LGBTを支援していることが分かるようなものを作ることだった。ジムのトレーニングやランニング時に、レインボーカラーを身に付けることが、LGBTの人たちとつながっている、あるいは味方であることを表現する方法になった」と語っている。

ゴーマン氏によると、今後も、同コレクションにおいてLGBTコミュニティーの象徴であるピンク色やレインボーカラーを使ったシューズを企画していくという。

2017年の「BETRUE」コレクションでは、初めて採り入れた8色のレインボーカラーのほか、新しい試みが盛り込まれている。今回は初めて、世界の主要都市において、「BETRUE」コレクションを販売するという。