3RD 「NEW LINE」に新ライン
「NEW LINE BLACK」を新たにスタート
update: 2016/11/29
「NEW LINE」のカジュアルライン
「HALO PROJECT」
3RD（大阪）が代理店を務めるランニングブランド「NEW LINE」（ニューライン）が来春から、新カテゴリー「NEW LINE BLACK」（ニューラインブラック）をスタートする。スポーツカジュアルを意識したラインで、ライフスタイル系の販路を想定している。
スポーツカジュアルシーンへ提案
新カテゴリー「NEW LINE BLACK」は来春から、本格的な展開を始める。スポーツカジュアルの位置付けで、機能性とデザイン性を重視した同ブランドの新ラインだ。
同ブランドの発祥はデンマーク。フランスのセレクトショップ「コレット」や米国の「アーバンアウトフィッターズ」などで取り扱われており、日本では「オッシュマンズ」の新宿店や「ジャーナルスタンダード」心斎橋店などで限定的に販売されている。
「NEW LINE」はランニングアパレルを主体にスポーツチャネルを中心に販売を進めている。1981年にデンマークで創業したブランドで、同国空軍出身のデザイナーがオーナーを務める。シューズの企画も検討している。
スポーツファッションを意識したラインでは、デンマーク空軍公認の「HALO PROJECT」（ハロープロジェクト）を新たに展開し始めている。今回の新ライン「NEW LINE BLACK」は、「HALO PROJECT」とシリアスランナー向けの既存ラインの間に位置する商品群。従来のスポーツ量販店やスポーツカジュアル系の小売店ではない、新しいチャネルへの拡大を模索している。
ランニングウエアブランドにおいて、スポーツカジュアルを意識した商品群はまだカテゴライズされていない。特に日本市場では、“アスレジャー”というキーワードの下、カジュアルとスポーツの融合を模索する新業態が数多く出店されているが、主流となる道筋は示されていないのが現状だ。スポーツウエアの新しい潮流を模索する試みが続いている、という表現が妥当であろう。
