エドウイン 2016年春夏展
「エドウイン」の新ライン「E STANDARD by EDWIN」を拡充
update: 2015/10/05
エドウインは2016年春夏シーズンで、ジーンズブランド「エドウイン」の新ライン「E STANDARD by EDWIN」(イースタンダード)のラインナップを拡充する。「Lee」は引き続きスポーツミックスを提案、「SOMETHING」はボーイズフィットとスリムフィットの2アイテムを柱にした。「ラングラー」では、1万円前後の加工物を提案した。
「E STANDARD by EDWIN」が好調スタート
「エドウイン」ブランドの新しい定番ラインに位置付ける「E STANDARD by EDWIN」は15年秋冬シーズンのデビューで、9月から本格的に店頭へ並び始めた。小売店の評価も良く、店頭消化も順調だという。価格と品質のバランスが取れており、“値ごろ感”が支持を集めているようだ。
16年春夏シーズンでは、既存の5つのシルエットに「レギュラーテーパード」が加わった。新素材と新色の追加で提案の幅が広がった。また、「ジャージーズ」のようにストレッチが利いたモデルも新たに企画した。
上代設定は変えていないが、販路に適した幅広い価格帯を企画した。店頭のトレンドはクラッシュ加工のほか、シルエットではフレアなど太めのものが散見されるようになっているという。同ブランドでも、レディスにおいて、太目シルエットのアイテムを新たに提案している。
「Lee」はスポーツミックス、「SOMETHING」は2ライン柱に
「Lee」はスポーツミックス、「SOMETHING」は2ラインを柱に企画した。「Lee」はジョガーパンツ、メンズではクライミングパンツをデザインに採り入れた。スポーツミックスの流れは変わっていない。そのほか、ロゴものが動いているほか、トートやクラッチバッグなど小物も売れるようになった。直営店主体だが、断ち切り仕様のアイテムも提案した。
レディスブランドの「SOMETHING」は、ボーイズフィットとスリムフィットの2ラインを柱に据えて展開する。「ラングラー」はメンズアイテムを中心に、1万円前後の加工物を拡充している。
(樋口尚平)