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ベティスミス
ブランドの世界観が着実に浸透中

update: 2015/08/26

オーダージーンズの「DENIM WORKS<sub>®</sub>」

オーダージーンズの「DENIM WORKS®

ジーンズメーカーのベティスミス(倉敷市児島)のブランドの世界観がエンドユーザーに対し、着実に浸透しているようだ。個性を活用できるブランドとして、世界観を発信できるチャネルを中心に展開を広げている。

通販でファンを開拓する事例も

かねて、取り組み課題は「ブランディング」(西山一二 常務取締役)だと考えている同社。現在は「ベティスミス」のレディス・メンズ、ショッピングセンター向けの「BSコレクション」「ビッグスミス」の4つのラインを展開する。エンドユーザーへどのようにブランドの世界観を伝えていくかが継続した課題である。

百貨店売り場の展開では、阪神梅田本店の「JEANS HOUSE」がある。個性派ブランドとして期待されている「ベティスミス」だが、同社が打ち出したい主力品番の扱いも多いという。「ベティスミスらしいものづくりで、キャラクターを打ち出していきたい」(西山 常務)という方針は、店頭や顧客に伝わっているようだ。

通販の千趣会と取り組んでいる企画は順調な推移だという。定番のジーンズは“股下丈”のバリエーションを増やし、裾上げしなくてもすぐ穿けるオリジナルモデル。そのほか、デニム素材を使ったワンピースなどのアウター類、シャツ、パンツと同素材のバッグなどアクセサリー類も企画している。特にバッグの反応が良いそうで、良き定番になっている。

2014年ごろから本格的に取り組み始めたオーダージーンズ「DENIM WORKS®」(デニムワークス)も、ブランドの個性を発信する1つの方法として位置付ける。展開は限定的だが、需要は徐々に増えているそうで、今後も強化していく方針だ。

(樋口尚平)

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