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ウエアハウス2015年春夏展示会
ポジションを確立させ、今シーズンから合同で開催

update: 2014/10/29

リネン混のジャケット&パンツ コットンオンリーにはない、 独特な素材感や毛羽立ち感にこだわりがある

リネン混のジャケット&パンツ
コットンオンリーにはない、
独特な素材感や毛羽立ち感にこだわりがある

ウエアハウスの2015年春夏展示会が10月21日(火)~23日(水)まで開催された。今回は全てのブランドのポジションをしっかりとポジショニングするために、あえて全ブランド合同の展示会を行った。

メインブランドである『ウエアハウス』は、「オーセンティック」をテーマに「1001SXX」と「1000(1000XX)」を新たに掲げ、定番アイテムを再構築。2~30年前のアメカジブーム時代のディテールや織りを掘り下げ、「ヘビー(ウェイト)なデニムが良い物」と言う風潮から、ミドルオンス、ライトオンスの“着やすさ”も重視した、新たな定番を考え出した。一押しはコットンリネンデニムのジャケットをパンツの上下。1890年代のリーバイスNo.2デニムの広告に、グレードの良い物(リネンの糸を織り込んだもの)を「XX」と呼んでいるとの記載を見つけだ事から、コットン60%、リネン40%のリネン混のデニムのアイテムを提案している。


ヘラーズカフェ 通常、リブが付くTシャツのネック部分を あえて折り返し仕様にしたヘラーズカフェのTシャツ。 古着屋でもあまり見かけることがない仕様がポイント。

ヘラーズカフェ
通常、リブが付くTシャツのネック部分を
あえて折り返し仕様にしたヘラーズカフェのTシャツ。
古着屋でもあまり見かけることがない仕様がポイント。

『ヘラーズカフェ』では「クレイジーディテール」に特化したアイテムを揃えた。ラリーズコレクションのなかでも「VINTAGEKING(ワールドフォトプレス社)」に掲載されていないスペシャルピースを再現。両脇、背中に大小様々なポケットを付けた1940年代風ハンティングベストやヒッコリーストライプの柄がプリントで施されたプルオーバーシャツなど、1点1点に奥深い蘊蓄が詰まったコレクションとなっている。

ヘラーズカフェ 江戸時代から伝わる藍染の絣のような柄の ウォバッシュストライプのワークジャケット。 1910~20年代にかけて製造されたと思われる ジャケットをモデルに作られた。

ヘラーズカフェ
江戸時代から伝わる藍染の絣のような柄の
ウォバッシュストライプのワークジャケット。
1910~20年代にかけて製造されたと思われる
ジャケットをモデルに作られた。


ウエアハウス×U.S.NAVAL ACADEMYでは海軍兵学校のトレーニングウェアを イメージソースにしたアイテムを展開。

ウエアハウス×U.S.NAVAL
ACADEMYでは海軍兵学校のトレーニングウェアを
イメージソースにしたアイテムを展開。

エヴィスジーンズ トリプルネームTシャツをはじめ、 定番のロゴマークや和風イラストのTシャツが並ぶ

エヴィスジーンズ
トリプルネームTシャツをはじめ、
定番のロゴマークや和風イラストのTシャツが並ぶ


14年秋冬からスタートした、ウエアハウス×U.S.NAVAL ACADEMYのコラボブランドは、今春夏はTシャツをメインに展開していく。新たな取り組みとなるエベッツフィールド×ウエアハウスでは、弊社とエベッツフィールド社だけの製品を発表した。また今回はエヴィス×ウエアハウスの商品を含め、エヴィスジーンズ代理店としての展示も行った。今回は山根英彦手書きイラストがプリントされた『ヒデヒコヤマネ×エヴィスジーンズ×ウエアハウス』のトリプルネームTシャツがお披露目された。

(ファッションライター 苫米地香織)

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