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ビッグジョン2013AWコレクション
「BIG JOHN」は海外モデル3型で国内販売スタート、
細畝の白コーデュロイをメインに提案する「BRAPPERS」など

update: 2013/06/18

人気の細身シルエットにも特化した
ヌードレッグ、ニードルレッグ、
キャロットレッグを提案する「Big John　M3」

「Big John　M3」は、今秋冬コレクションでシルエットを見直し、人気の細身シルエットに特化した最も細いヌードレッグ、次に細いニードルレッグ、ひざから裾に向けてテーパードしたキャロットレッグをメインに打ち出している。また、定番デニムの素材をリニューアルし、11オンスのハイブリッドストレッチデニムを採用。横糸にポリウレタン糸とT-400糸を綿でカバーリングした特殊糸を使用することで、ストレッチ性（伸び）と、キックバック性（戻り）を備えているのが特徴だ。リジッドはしっかりとした綿100％の見え方で色落ち感も出る。はき心地がよく、ひざ抜けしにくいところが魅力だ。

「Big John　M3」

ヌードレッグとニードルレッグではカラーパンツ（9450円）を、生地のスポット提案ではヌードレッグにレオパード柄（1万500円）を加えている。また、リアルなユーズド加工を施したキャロットレッグのブラックデニム（1万3650円）や、モードな印象の光沢感を持つコーティングストレッチデニム（ニードルレッグ/1万1550円）など、それぞれのシルエットで表情の違うブラックデニムラインを展開している。

テーパードパンツのバリエーション豊富な提案が目の引く
「WORLD WORKERS」。
ウエストゴムとヒップ周りゆったりめのシルエットは変わらないが、
今季は裾にかけてテーパードしたシルエットを展開

「WORLD WORKERS」の今季テーマは、“City Classic”。まず、目を引くのがテーパードパンツのバリエーション豊富な提案だ。ウエストゴムとヒップ周りゆったりめのシルエットは変わらないが、今季は裾にかけてテーパードしたシルエットを展開。定番のデニムカラー（1万4700円）をはじめ、ニット風デニム（1万8900円）、インディゴ染め糸を使った千鳥格子（1万6800円）、裏起毛のコーデュロイ（1万7850円）、生地のスポット提案では二重織り綿ウールへリンボン（1万7850円）など多彩。千鳥格子やニット風デニムはセットアップでベストやジャケットを企画している。オリジナルボンディング手法による杢ツイルでウェザー用にもなるステンカラーコート（2万7300円）や、ウールへリンボンのチェスターコート（2万9400円）も同ブランドらしい雰囲気に仕上がっている。

「WORLD WORKERS」

2つのユニークなコラボジーンズを提案する
「BIG JOHN」

これまで海外向けに企画してきた「BIG JOHN」は、今季からレギュラーストレート、スリムストレート、スリムテーパードの3つのモデルを国内販売する。いずれも海外で反応の良かった3モデルで、価格は1万8000円。また、今回もユニークなコラボジーンズを2つ、仕掛けている。カナダを代表するデニムブランド「Naked＆Famous」との二度目のコラボとなる今季は、日本人アーティスト、Rockin´　Jelly　Beanを加えたトリプルコラボジーンズ。Naked&Famousの新定番、スリムでテーパードのかかったシルエット、Super　Skinny　Fit。デニムはオリジナルセルビッジ生地のRURI（14.5オンス）で、70年代のビッグジョンのベストセラーの色味を再現した明るい瑠璃色だ（2万5000円）。

もうひとつは、日本人アーティスト、Rockin´ Jelly Beanとのコラボジーンズ。“Made in Rock n　´Roll”をコンセプトに掲げ、シリーズ化を計画中だという。ジーンズは今季デビューの新定番、スリムテーパードフィット。オリジナルセルビッジ（Left-Hand Twill Faux-Slub/14オンス）のデニムは、ストレート糸ながらムラ糸のように色落ちする、これまでとは一味違った印象の生地。50年代のロックスタイルを彷彿とさせる蝶ネクタイ付き（2万5000円）だ。

“UTILITY WORK WEAR”をテーマに、
ミリタリー要素のあるワークウェアを提案する
「DENIM CRAFT」

「DENIM CRAFT」は、“UTILITY WORK WEAR”をテーマに、起毛感、暖かさのある素材を織り交ぜながらミリタリー要素を加えたワークウェアを提案する。パンツではカイハラのピュアインディゴデニムを使った、ひざから裾にかけて細くなるナローシルエット（9345円）や、リアルユーズド加工＋ダメージ＋リメイクを施したコストパフォーマンスを売りにするストレートジーンズ（1万3440円）、インディゴ染めのコーデュロイ（9975円）、クラボウのチノ生地を使用した前後に大きめのポケットを付いたファティグーパンツ（8295円）、ムラダック地のブッシュパンツ（9345円）など多彩に揃う。トップスでもカバーオールやデニムジャケット（1万2390円）、定番のラウンドカラーネルシャツ、インディゴチェックは今季、ウインドーペン（9345円）を提案している。

白を一押しにあげる「BRAPPERS」の
コーデュロイスキニーは透け防止の裏地付き。
ジーンズでは、はいた瞬間のヒヤッと感が少なく、
繊維の間に作られた空気層によって
外気を遮断し、保湿性のあるスキニー、
通称“暖デニム”を提案する

「BRAPPERS」は、今春からの提案として白を一押しにあげる。日本製のしっかりとして生地を使ったコーデュロイスキニーは透け防止のための裏地付き。カラー展開では白黒をメインにボルドー、パープル、グリーンなどを差し色に加える（1万4700円）。また今季はペーズリー柄の細畝コーデュロイのスーパースキニー（1万4700円）を白、黒、ピンクで、無地を白とネイビーで打ち出し、10月から店頭展開する。

ジーンズでは、はいた瞬間のヒヤッと感が少なく、繊維の間に作られた空気層によって外気を遮断し、保湿性のあるスキニー、通称“暖デニム”を開発、特徴を記したわかりやすいタグでアピール提案する。シルエットはスキニー（1万5750円）と、スーパースキニー（1万4700円）の2型。他にも、モモの張りをカバーする効果が期待できるブッシュパンツ型のスーパースキニー（1万4700円）、フロントのファスナーデザインが特徴的なスーパースキニー（1万4700円）を提案している。