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アパレルウェブ、「テキスタイルネット」展2013~14AW
テーマは“日本の素材と技術を発見”

update: 2013/04/09

会場入り口に貼られたトレンド素材は、 ナクシスのNFCシステムを採用。 同リーダー搭載のスマートフォンを各サンプルの額縁内にある NFCマークにかざすだけでテキスタイルネット上で 各サンプルの詳細を確認できる

会場入り口に貼られたトレンド素材は、
ナクシスのNFCシステムを採用。
同リーダー搭載のスマートフォンを各サンプルの額縁内にある
NFCマークにかざすだけでテキスタイルネット上で
各サンプルの詳細を確認できる

アパレルウェブは、28社、8000品番の素材をWEBで仕入れられる、生地や副資材の仕入れサイト「テキスタイルネット」を運営している。その拡販を目指した2013~14年秋冬展を先ごろ、東京・原宿のラフォーレミュージアムで開いた。

会場には27社のブースが並んだが、その顔ぶれは多彩。天然素材から機能素材や薄地素材、機屋、裏地、加工、副資材、タグ、デザインシステム、インクジェットなど実演も交えながら売り込む声があちこちから聞かれ、活気と熱気の絶えない2日間となった。


出展企業は、以下の通り。

コスモテキスタイル(天然素材)、同興商事(シルク)、ミヤジンテキスタイル(機能素材)、コッカ(プリント)、大城戸織布(機屋)、大津毛織(毛織物)、エイテックスシェアー(カットソー)、ブレイン(デザインシステム)、伊吹(プリント)、シャルト(シャツ地)、ヤギ(カットソー)、泉工業(ラメ糸)、三政テキスタイル(シャツ地)、中商事(天然素材)、ダックテキスタイル(デニム)、宇仁繊維(薄地素材)、石山染交(伝統技術)、山忠紙芸(フロッキー)、大洋交易(海外ファッション雑誌・洋書、図案)、オガワテキスタイル(毛織物)、蝶理(合繊・裏地)、エルトップ(上質裏地)、ナクシス(タグ・RFID)、島精機製作所(デザインシステム)、手織適塾さをり(手織り織機)、sic‐net(副資材)、デジナ(インクジェット)。


熱心に聞き入る人が多かったセミナー会場

熱心に聞き入る人が多かったセミナー会場

今回は素材の展示、商談以外にも盛りだくさんのメニューを提案している。そのひとつが、9本の特別セミナーだ。「ロジカルに読み解くカラートレンド」や「マーケット動向と消費者心理」「世界のランジェリートレンド」などに加え、「原料から製品で考えるモノ作り」ではアーバンリサーチの新山浩児氏、クルックの江良慶介氏が登場。ユニークなところでは「ニッティングマシーン・ハックとグリッチニット」実験公開が興味深く、前回同様、各セミナーは好評だった。


終日賑わっていた石山染交の実演コーナー

終日賑わっていた石山染交の実演コーナー

さらに、東京・墨田区が同区内のモノづくりを認証する「すみだモダン」に選ばれた(12年度)石山染交が会場内でデモンストレーションを行った。同社は歌舞伎座の衣装も手掛けており、江戸の紋様をモダンにデザインしている。着物の絵付けの枠取りや金糸刺しゅうの体験コーナーは終日、賑わっていた。

活気のある会場風景

(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)

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