今春に続いてカラーを打ち出す
ブルーウェイ2013秋冬企画
update: 2013/04/08
ブルーワークスカンパニーの国産カジュアルパンツ部門であるブルーウェイ事業部は2013年秋冬企画で、今春夏に続きカラーパンツを打ち出す。今春夏がビビッドでクリアーな色彩だったのに対し、今秋冬はくすんだトーンを提案。くすんだオレンジ、グリーン、ボルドー、黄色などを主軸とする。また今春夏のカラーパンツの売れ行きについては好調で、同社は「ピンクや黄色といった明るいカラーが品切れになるほど予想以上に動いている。一方、ベーシックなベージュやネイビーは予想を下回る動き」だという。ベーシックカラーの動きが鈍く、本来アクセントカラーであるピンクや黄色などが動いているということから考えても今春のカラーブームは本物だといえる。
メンズブランド「ブルーウェイ」では3つの品番を「主力商品」と設定し、重点的に営業を行う。1つはダック素材の製品染め、ワークパンツ。シルエットはやや太め。オレンジ、ブルー、ゴールド、グリーン、セサミ&ペッパーストライプ(ゴマ塩ストライプ)の5色を展開。2つ目はツイル素材の製品染めデカポケットパンツ。両サイドに付いた大きなポケットが特徴的。ブルー、ボルドーがアクセントカラー。3つ目はダック素材の製品染めトラウザー。1つ目のワーキングパンツと同素材・同色で展開する。シルエットはテイパードストレート。
メンズのトラウザーブランド「コントライバンス」もカラートラウザーが好調に推移する。今秋では新色としてくすんだオレンジ、ゴールド、グリーンを差す。また細畝コーデュロイの製品染めトラウザーではグリーンとボルドーを採り入れるとする。
レディースブランド「エ・ボワット」は継続品番であるスキニーパンツの新色・新素材・新柄・新ディテールを提案する。デニムのスキニーではバックからサイドにかけて赤い糸でステッチを飾ることでアクセントを持たせる。また同じカラーパンツではグリーンとボルドーを差し込む。ピケ素材ではゴールドとボルドーが新色。これらと同じシルエットで今春好調な花柄を発展させた幾何学調の花柄スキニーも打ち出す。
(ファッションライター 南充浩)