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ライトオンのメンズ業態「Salt&Pepper」2013SS展、
メンズセレクトショップとしてすでに2店舗オープン
update: 2012/12/25
デビューから2回目のコレクション。
今季のテーマは“心地よい休暇”
ブランドデビューから2回目のコレクションとなったライトオンのメンズセレクト業態、「Salt&Pepper（ソルト＆ペッパー）」。今季のテーマは、“心地よい休暇”。パリに暮らすアメリカ人をテーマに、清涼感のあるカジュアルスタイルを提案している。従来のアメリカントラッドを残しつつ、フレンチカジュアル・フレンチアイビー、そして地中海リゾートをイメージしたマリンカジュアルを加えている。
カジュアルに着こなしても決まる
細身のシルエットが特徴
特徴は何と言っても、バリエーション豊富な素材感と色柄の展開にある。それを印象づけるのが主軸ともいえるシャツアイテム。好評のネクタイや蝶ネクタイなどファッション小物と共に、コーディネートに幅を持たせる奥行きのある提案を可能にしている。
豊富なバリエーションで提案する
好評のネクタイや蝶ネクタイなどの
ファッション小物
今季でいえば、定番素材のオックスフォードを中間色の6色展開。日本でオックスフォードを生地生産・縫製していた頃の単糸を使用し、柔らかく、糸のふくらみのあるふんわりした素材に仕上げている（綿100％、5900円、13年2月中旬より発売予定）。
主軸アイテムのシャツでは今季、
フレンチリネンを6色で提案する他、
多彩なラインナップ
もうひとつは、フランス・ノルマンディー地方の上質なフレンチリネンを使用した、透け感のあるシャツ。麻の中でも繊維長が長いリネンは麻特有のチクチク感が少なく、水分の吸水性・発散性に優れており、着用時のドライ感が高い素材だという。こちらも中間色の6色展開（麻100％、6900～7900円、13年3月中旬より発売予定）。
綿ながら水陸OKの切り替えの
ショートパンツ
アイテムはシャツ（中心価格／7900～1万2800円）以外にも、カットソー（同／3990～1万3000円）、カーディガンを含むニット（同／6900～1万5800円）、アウター（同／8900～１万9000円）、パンツ（同／5900～１万8900円）、スーツ（同／１万9800～2万4800円）、ネクタイなどを含むアクセサリー（同／3990～1万9800円）など。アパレルは80％：アクセサリーは20％の構成比。
同ブランドのショップ展開には、ユニークなストーリーがある。1940年代のアメリカン・ボストン、ニューベリーストリートに創業したメンズショップ、というイメージを抱かせる雰囲気を持ち、まるで“TAKE IVY”がそのまま店になったようなスタイルのショップ。“現在は1976年”という架空のストーリーで、ショップの内外観およびファサードデザイン、ロゴデザイン、店内VPなどで統一感を演出。タイムスリップしたような既視感のある店づくり、時代を経て近年にアップデートされた、メンズの「レイテストスタイル」を提案する。
カジュアルなアウターは
カラフルながらオーソドックスなデザインで
コ―ディネートしやすそう
基本的には、トラディショナルベースに、ワーク・ミリタリー・スポーツ・クロージングの4つのカテゴリーで構成し、ベーシック70％：トレンド30％の比率でハイクラスなアメリカンワードローブを揃える。想定ターゲットは30～45歳（中心は33～38歳）の大人に向け、カジュアルからスーツまで扱うエスタブリッシュなメンズショップ。オリジナル商品はアパレル・アクセサリー共に60％で、バイイングはアパレル・アクセサリー共に40％。
ボーダーをはじめ、
ピンクやレッド、オレンジなど
きれいな色味を揃えたシャツやカットソーなど
直営店は、大阪ヨドバシ梅田に1号店（2012年2月24日）、ららぽーとTOKYO－BAYに2号店（2012年4月6日）をオープン、現在2店舗を展開中。今後は、東京都心・地方大都市の商業集積エリアと商業施設のインショップでの多店舗展開を目指す。年間2～4店舗の出店を計画し、ブランディングと立地条件が整い次第、東京エリアに旗艦店となるコンセプトショップをオープン予定だという。
（有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子）