ライトオン2020年春夏展示会
8年ぶりの展示会開催 毎日着たくなるアメカジスタイルを提案
update: 2019/12/10
《展示会リポート》
ジーンズセレクトショップ「ライトオン」が8年ぶりの展示会を、17年にオープンした原宿旗艦店の2階プレスルームで行った。
2020年春夏は、毎日着ることができるアメカジスタイルをテーマに、ジーンズに合わせてコーディネートしたいベーシックなTシャツやオックスフォードのボタンダウンシャツなど、毎日着たくなる定番アイテムを提案していく。
トレンド感と着心地を重視した「ラグマシーン」シリーズでは、トレンドのパステルカラーを中心に透けにくい厚地のカットソーを展開。近年、夏の暑さ対策で色んな企業がビジカジを推進していることに合わせ、ライトオンでも「アメカジビス」と称して、チノパンとシャツのコーディネート提案をしていく。
オリジナルブランド「バックナンバー」から派生し、2011年から展開している「ワールドカーゴ」シリーズからは「ワールドミリタリー」をテーマに、世界各国の軍モデルをベースに今風にアップデートしたアイテムを揃えた。メンズでは19年夏から発売している世界各国の軍のパンツをベースにしたパンツシリーズのほかに、N3-B、M-51、M-75など、アウターもミリタリーの古着のデザインを落とし込んだアイテムまで拡大。レディスも同様に、ミリタリー風のデザインの中にプリーツなどのフェミニンなエッセンスを取り込んだスカートやオーバーシャツなどを提案していく。
2011年から展開している「和紙ジーンズ」は累計販売53万本を突破。穿き心地のよさでファンも増えてきているという。また、インバウンド需要も高まっており、来年のオリンピックイヤーに向け、さらに外国人観光客に認知しやすいようロゴにカタカナ、ローマ字表記を入れて、キャッチーに見せていく。
一部店舗で展開しているペットウェア「ノーティ ドッグ」では、人間と犬とのお揃いコーデができるアイテムを提案。世界初の試みとして、アメリカの老舗カットソーブランド「フルーツ オブ ザ ルーム」との協業でドッグウェアも展開していく。
(ファッションライター 苫米地香織)