「軽薄柔」素材を重視
デニムはライトオンス
ドミンゴ「ブロカント」2013春夏

update: 2012/10/17

前身頃がレースのトップス

ドミンゴのレディースカジュアルブランド「ブロカント」は2013年春夏企画で、「軽さ、薄さ、柔らかさ」を重視した素材使いを見せる。得意とするデニムはすべてが10オンス以下のライトオンス。綿100％の甘織りデニムのほか、リヨセル43％混や４・５オンスの軽量シャンブレーなどを採用する。またチノパンでもテンセル100％素材の柔らかい商材を打ち出し、ショートパンツとフルレングスの両方で対応する。これまでボトムスはワイドシルエットが多かったが、レギュラーや少し細身のシルエットへ変更。

一方、トップスはリラックスしたゆったりシルエットで、女性らしさをギャザーやダーツなどのディテールで表現する。チュニックよりも膝前後の丈のワンピースが主力アイテムとなる。またレース素材も多用しており、前身頃や袖口などにレース素材を使用しての切り替えトップス類も数多く提案する。トップスが30型、ボトムスが20型。

今回は雑貨のトートバッグで「ジャルダンボタニーク」とのダブルネームを展開しており、世界観にも広がりを見せる。

デニムワンピースのコーディネイト

ライトオンスシャンブレーのワンピース

テンセル100％チノ

（ファッションライター　南充浩）