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編物風の布帛デニムという新素材投入
ドミンゴ「ブロカント」2012秋冬企画

update: 2012/08/29

ドミンゴはレディースカジュアルブランド「ブロカント」の今秋冬企画で、「ローブ・ド・トラバイユ」をテーマに掲げる。「ローブ・ド・トラバイユ」とはフランス語で「ワークウエア」という意味だが、ローブには女性用のドレスの意味もある。このことから、ワークテイストを基調としながらレースやフリル、タックやギャザーなどフェミニンなテイストを差し込む。

とくに注目は編物風のデニム素材を使用したパンツとGジャン。今春夏から伸縮性とソフト感から市場ではスエットジーンズが好評を博している。今回の提案は、見た目も手触りもスエット地だが、実は布帛のデニムという新素材を使用している。これは二重織りやジャカード織りの技術を応用したもので、これまでスエットデニムでは不可能とされていたヒゲ加工や破れ・ほつれ加工が可能となる。スエットデニムは編物であるため、穴を開けたり擦り切れさせたりという加工ができないという弱点があったが、この素材はソフト感と激しい中古加工を両立させることに成功した。また洗濯しても型崩れしないという利点もある。

今秋から販売を開始するが、売れ行きが好調なら通年素材として採用することも視野に入れている。価格はジーンズが17850円、Gジャンが19950円。

(ファッションライター 南充浩)

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