「5inch期間限定ショップ」
阪神梅田本店・ジーンズハウスのイベントスペースで、4月5日まで
update: 2016/04/02
生デニムやカラーデニム使った「5inch」のバッグやポーチの期間限定ショップが、阪神梅田本店のジーンズハウス(3階)・イベントスペースにて4月5日(火)まで開かれている。
「5inch」といえば、前掛けとデニムを組み合わせたバッグでも知られているが、今回はデニムとプリントの「パッチワークバッグ」(1万6000円・税抜き)や、初登場の小ぶりな「ミニパッチワークバッグ」(8000円・同)、大きめの水玉が特徴的な「ドットバッグ」(1万円・同)、デニム数字の「5」をデザインしたシンプルなデニムバッグなど、カジュアルな遊び心と楽しさをちりばめた大人のデニムバッグを揃えている。
一方、イラストレーター・村上めぐみさんとのコラボ商品「めぐインチ」も独特の世界観を放つ人気アイテムが並ぶ。バッグやポーチにアクリル絵の具で直接描いていくため、図柄も色柄もすべて1点もの。ネコの顔を描いた「ネコバッグ」(大中小・7000~9000円・同)や、プロレスラーを描いた「めぐポーチ」(4000円・同)、持ち手を付けた「バッグインバッグ」(5500円・同)、さらに、巾着付きの「メグネコTシャツ」(3500円・同)など、エレベーター前のイベントスペースとあって、ジーンズを買いに来た女性客はもちろん、通りすがりの客も何となく足を止めていく。
「まずは手に取っていただき、そこに笑顔があれば成功です、そう思いますよ」とジーンズハウス担当の納谷バイヤーは笑顔で語る。 阪神梅田本店のジーンズハウスは、ミセス向けを中心するジーンズやパンツの豊富なバリエーションと販売力で有数の実績を持つ売場である。
「実際、ブログのメール配信で期間限定ショップを告知していただいことで来店してくださったお客さまも多いですし、売場が変わりましたね、という風に評価してくださるお客さまもいらっしゃいます。デニムをもとにつくる商材ということで、その裾野を少しでも広げられたら、と思っています。ここでの限定ショップは3回目、単独で2回目となり、リピーターも少しずつ増えています」と5inch代表の正岡祐介さんは手応えをこう表現する。
デニムとプリントの「パッチワークバッグ」
(下段・1万6000円・税抜き)、
初登場の小ぶりな「ミニパッチワークバッグ」
(上段・8000円・同)、
棚の上には「メグポーチ」、
すべて1点ものなので迷うお客さんも多いとか
ジーンズメーカーから独立し、デニム関連の商材をブランド化している人たちは全国にいる。ジーンズそのものの作り手も例外ではない。小規模なところも少なくないが、大手にできないおもしろい発想によるものづくりや、売り方もあるのだろう。阪神梅田本店・ジーンズハウスのイベントスペースでは、そうしたブランドを全国から見つけ出して紹介しているのだという。NB商品の延長では決してなく、ある意味では真逆ともいえる差異を際立たせること、それがここにしかない価値を生んでいる。
(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)