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展示会レポート
チュチュアンナ 2016年春夏展
あらゆる世代へ、トータル展開を強化

update: 2016/02/03

16年春夏も70年代のボヘミアンテイストが続くと想定

16年春夏も70年代のボヘミアンテイストが続くと想定

靴下・レディスインナーのチュチュアンナ(大阪市)は2016年春夏シーズンにおいて、あらゆる世代へ向けた商材を拡充し、トータル展開を強化する。主力のヤング向けに加え、キャリア、ヤングミセス、キッズの商材をそれぞれ拡大する。

15年秋冬シーズンはキャリアが貢献

キャリア向けの「美しいブラ」

キャリア向けの「美しいブラ」

暖冬の影響を受けたアパレル市場だが、同社ではキャリアアイテムが貢献したという。靴下のほか、インナーでは「美しいブラ」が主力アイテム。また、「エレガントライン」「ブラックライン」など、機能性やテイストの異なるブラジャーの新ラインを拡充しつつある。

ヤング向け商材では、トレンドを重視している。2016年春夏シーズンは15年秋冬シーズンに続き、1970年代のビンテージテイスト──ボヘミアンやフォークロアが中心になると想定。オフホワイトや白、ベージュを主体にした無地ソックスが主軸になると見ている。インナーでは「運命のブラ」が主力アイテムに成長してきた。次シーズンは明るく華やかなテイストが特徴である。

靴下はシンプルな色柄をメーンにした

靴下はシンプルな色柄をメーンにした

ヤングミセス──ミッシー層向けでは、機能性を重視している。肌触りやクーリング機能、ソフトな口ゴムなどに気を使った。インナーでは「脇と背中すっきりブラ」を提案。脇の素材をレースに変更し、締め付け感を緩和している。

キッズでは靴下の企画の幅が広がった。同社が展開するショップの立地はファミリー層が訪れるショッピングセンターも数多いため、キッズ商材の強化も重要なポイントの1つだ。また、16年春夏企画では新たに、オーガニック系の素材を使用した靴下も提案した。

(樋口尚平)

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