本格化する「繊維エコファション」の専門教育
昨年に引き続き京都で開催される「市民講座」
update: 2014/08/30
政府の肝いりで「日本エシカル推進協議会」が発足するなど、繊維、ファッション関連でも、環境問題、繊維リサイクルの動きに拍車がかかっている。
NPO法人「日本ファイバーリサイクル推進協会」(東京、木田 豊理事長)では意欲的に
各地で市民講座を開催している。地球環境の保全という目的もあって環境省も助成するプロジェクトだ。
昨年に引き続き京都でも、一般人、ファッション専門学校の学生などを対象にした市民講座が開かれる。エコやリクチュールに造詣のある講師に混じって、和装文化の京都らしく和装や洋装を「黒染め」ファッションに変身させる事例発表などもある。受講料は無料、先着順。なお10月にはデニム関連で岡山県倉敷市児島でも開催の予定だ。
Recouture “環境にやさしく、カッコよく!!”
第2回 「リクチュール推進のための公開講座」
環境やエシカルという言葉が注目されていますが、ただ単に環境への配慮だけではなく、リクチュールを通じて"カッコよさ"を付加した活動を提案しています。きものの文化はリクチュールの精神が含まれています。 着物文化が根付いている京都発の情報発信に注目しましょう。
- ■ 開催日時:
- 2014年9月17日(土)13時00分~16時(12:30開場)
- ■ 受講料:
- 無料 (地球環境基金助成事業)
- ■ 受講予定:
- 50人(先着順)
プログラム 講師(敬称 略)
13:00 ディーズファッション専門学校理事長 公江 辰朗
(講演)
13:05 (1)「次世代ファッションビジネス リクチュールって何?」20分
(NPO)日本ファイバーリ推進協会理事長 木田 豊
13:25 (2)「時代の求める発想は リクチュール的ものつくり」20分
ライフスタイル研究家 アイトワ代表 森 孝之(リクチュール委員会委員長)
13:45 ・・・・ 休憩 5分 ・・・・
13:50 (3)京都発 事例発表
「温故知新 黒に染めて REWEAR」伝統技術を洋装に 35分
(株)京都紋付 代表取締役 荒川 徹
14:25 (4)ジャパンデニムとリクチュール 40分
日本ジーンズ協議会専務理事 佐伯 晃(リクチュール塾運営委員)
15:05 ・・・・ 休憩 5分 ・・・・
15:10 (5)「リクチュールの具体的取り組みと事例」 45分
リクチュールデザイナー masato yamaguchi design office 代表 山口 大人
(*D’s OB 、リクチュール塾運営委員)
16:00 (6)「ディーズファッション専門学校でのリクチュール取り組み方針」 5分
ディーズファッション専門学校長 大橋 治子