世界が認める「井原デニム」東京でフェア開催
update: 2017/03/13
東京・新橋にある鳥取県、岡山県の共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」にて「井原デニムフェア」が、2/24~27に開催された。岡山県井原市で作られる「井原産デニム」は世界のラグジュアリーブランドも認めるブランドだ。
今回出展したメーカーは井原被服協同組合に所属する6つのメーカー。
青木被服は、井原市で織られたデニム生地を使用したデニム着物を展開。帯や巾着にもカラーデニムを使い、本格的な和装がデニムで完成する。
タカヤ商事は、こだわりの感じるパッチワークデニムなどを提案する「ハク」、スタイリッシュなデザインとシルエットが特徴的なレディースブランド「コチク」を展開した。 洗練された大人のジーンズを提案するスタジオMは、メインアイテムであるジーンズの他に今シーズンから販売を始めたバックパックやトートなど小物を見せた。生地は「井原デニム」を使い、バッグの産地である豊岡の技が融合した、機能性・デザイン性を兼ね備えたデザインで会場でも好評だった。
デニムのオーダースーツやデニムの小物を展開する「ディー・シャープ ザ・ストア」は、井原鉄道の井原駅構内に構えるショップが3/20にリニューアルオープンする予定。新しくなった店はフロアを4倍に拡大し、市内工場で織られたデニムをロールで展示して、その場で気に入った生地を選んでもらい、スーツや小物をオーダーすることができるようになるとのこと。
「ディー・シャープ ザ・ストア」には、今回「井原デニムフェア」に出展したメーカーも揃うので、リニューアル後のショップの雰囲気を味わってもらえるイベントとなったようだ。
土日を挟み4日間開催されたフェアには連日多くの方が訪れていた。ジーンズ以外のデニムアイテムが揃い、来場されていた方も興味深く見ている様子だった。
ファッションライター 苫米地香織