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上場外資系ラグジュアリーブランド企業2社、2021年12月期 第2四半期まとめ
コロナ禍から順調に回復、大幅な増収増益を達成

update: 2021/08/30

LVMHの第2四半期は 大幅な増収増益に (画像は説明資料から抜粋)

LVMHの第2四半期は
大幅な増収増益に
(画像は説明資料から抜粋)

上場外資系ラグジュアリーブランド企業2社(LVMH、Kering)の2021年12月期 第2四半期(1-6月)をまとめた。両社共にコロナ禍から順調に回復し、大幅な増収増益を達成した。

日本市場も好調な推移

上場ラグジュアリーブランド企業2社、 2021年12月期 第2四半期まとめ(表1)

上場ラグジュアリーブランド企業2社、
2021年12月期 第2四半期まとめ(表1)

対象にした外資系ラグジュアリー企業は、LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループと、Kering(ケリング)の2社。いずれも12月期決算で、6月末に第2四半期を迎えた。LVMHグループは基幹ブランドの「ルイ ヴィトン」のほか、服飾や香水、時計、ワインなどの高級ブランドを持つ。Keringは「Gucci」や「Yves Saint Laurent」などのブランドを擁する。

LVMHの連結売上収益は286億6,500万ユーロ(約3兆7,551億1,500万円、1ユーロ=131円で換算)、55.8%増と大幅な伸びだった。売上総利益率(粗利率)が68.2%(6.3ポイント増)と大幅に改善したほか、販管費率が低下した。営業利益は75億9,800万ユーロ(約9,953億3,800万円、同)、400.9%増。四半期利益も52億8,900万ユーロ(約6,928億5,900万円、同)、913.2%増と増収となった。

上場ラグジュアリーブランド企業2社、 2021年12月期 第2四半期 部門別売上高(表2)

上場ラグジュアリーブランド企業2社、
2021年12月期 第2四半期 部門別売上高(表2)


主力ファッション部門「Fashion and Leather Goods」の売上高は138億6,300万ユーロ(約1兆8,160億5,300万円、同)、74.0%増と好調に推移した。コロナ禍が発生する前の2019年度と比較してもプラス成長だった。セグメント利益も56億6,000万ユーロ(約7,414億6,000万円、同)、220.0%増と大幅な増益となった。2019年度の実勢も上回った。

Keringの連結売上収益は80億4,700万ユーロ(約1兆541億5,700万円、同)、49.6%増と好調な推移だった。粗利率は73.8%(1.2ポイント増)と改善。販管費率も低下し、営業利益は22億1,900万ユーロ(約2,906億8,900万円、同)、251.1%増と増益を達成した。

主力のラグジュアリーブランドも軒並み2ケタの増収。主力の「Gucci」(グッチ)は売上高44億7,900万ユーロ(約5,867億4,900万円、同)、45.8%増と好調だった。

一方、日本のビジネスも両社共に好調だった。LVMHの日本ディビジョンの売上高は18億8,300万ユーロ(約2,466億7,300万円、同)、47.7%増と回復した。Keringの日本ビジネスも25%増と復調した。                                    

(樋口尚平)

上場外資系ラグジュアリーブランド企業2社、2021年12月期 第2四半期まとめ コロナ禍から順調に回復、大幅な増収増益を達成

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