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リーバイ・ストラウス ジャパン、2018年11月期決算
店頭売りが健闘し、増収増益に

2018年11月期 財務数値一覧(表1)

2018年11月期 財務数値一覧(表1)

リーバイ・ストラウス ジャパンの2018年11月期決算(非連結)は、卸や直営店などの店頭が健闘し、増収を達成した。商品のコスト削減が進み、「収益性の高い販売ができたため」だという。レディスのボトムス、メンズのトップスなどが売り上げに貢献した。

レディスのボトムス、メンズのトップスが貢献

全体の売上高は144億4,100万円(10.9%増)で、2ケタの増収を達成した。卸事業では、定番品のボトムスやトップスが売上増に貢献した。リテール事業では、昨年オープンした直営路面店「リーバイスストア大阪」や既存店、アウトレット店などの売り上げが収益にプラスとなった。

「リーバイス事業」における主要な卸先ビジネスでは、ジーンズカジュアル小売店大手の「ライトオン」向けの売上高が40億300万円(7.3%増)と増加した。当期の売り上げに占める比率は27.7%(1.0%減)だった。

販管費率が45.7%(2.8ポイント増)と増加したものの、売上高総利益率(粗利率)が50.0%(4.1ポイント増)と増加したため、利益率は改善している。営業利益は6億2,400万円(63.8%増)と顕著な改善が見られた。経常利益も6億2,500万円(54.1%増)と好調な結果だった。当期純利益は、前期に「支払ロイヤリティ返還益」5億9,500万円を計上していた反動で、6億600万円(26.2%減)の減益となった(表1を参照)。

2018年11月期 部門別売上高(表2)

2018年11月期 部門別売上高(表2)

部門別の売上高では、主力の「メンズボトムス」が売上高81億9,600万円(2.6%減)とやや苦戦傾向だった。その一方で、「レディースボトムス」が同22億6,900万円(27.8%増)と好調に推移した。また、同じウイメンズ関連で規模は小さいが、「レディーストップス」が同8億3,000万円(42.6%増)と健闘した。そのほか、「メンズトップス」も同27億9,800万円(39.5%増)と好調な推移だった(表2を参照)。

財務面は安定している。有利子負債が計上されていないほか、自己資本比率は47.8%(0.2ポイント増)と微増した。相対的に資産が増加したため、回転率は減少している。粗利率が4.1ポイント増と大幅に増加し、プロパー消化率が改善した半面、商品回転率が2.7(0.3ポイント減)とやや悪化した。交差比率も135.0(6.0ポイント減)と減少したが、100台をキープしている。

通期は売上高152億円(5.3%増)、営業利益4億円(36.0%減)、経常利益4億円(36.0%減)で、増収・減益の計画だ。新店舗の出店費用や広告宣伝費の投資が増加する見通しのため、利益はやや目減りする見通しだ。

(樋口尚平)

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