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ユナイテッドアローズ、2019年3月期 第2四半期連結決算
計画値を上回り、増収・微増益に

2019年3月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

2019年3月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

ユナイテッドアローズの2019年3月期第2四半期(4-9月)連結決算は、増収・微増益となった。利益は前年同期とほぼ同額だった。売上高総利益率(粗利率)が微増したが、販管費率も微増した。収益性のトレンドは前年同期とほぼ同じである。

通販事業が拡大基調に

連結売上高は717億5,200万円(2.9%増)と増収し、堅調な推移だった。粗利率は51.5%(0.3ポイント増)と微増した。販管費率が47.3%(0.4ポイント増)と微増した。コーエンやユナイテッドアローズの宣伝販促費が増加したことによる。営業利益は30億3,100万円(0.2%増)と微増益。経常利益は31億2,400万円(0.0%)と前年同期並みだった。

単体の既存店売上高は107.1%(小売103.2%、ネット通販120.3%)。販路別では、ネット通販が引き続き好調に推移した。売上比率は19.1%まで増加している。単体全体のネット通販売上高は108.0%の推移。前年度に撤退した事業の売り上げを除くと120.6%になる。「ユナイテッドアローズ オンラインストア」が約134%と2ケタの増収だった。構成比率は約26%(約5ポイント増)。通販事業の過半数を占める「ゾゾタウン」は約96%と苦戦した(撤退事業を除くと約108%)。構成比率は約54%(約7ポイント減)。

今期(今年4月)から、組織を再編し、トレンドマーケットを担う第一事業部(「ユナイテッドアローズ」「ビューティ&ユース」「オデット エ オディール」「ドゥロワー」)と、「ウィメンズ」全般を担う第二事業部(主力は「グリーンレーベル リラクシング」。その他、「ジュエルチェンジズ」「ステーションストア」など)の新体制がスタートした。再編効果が表れるのはこれからだと見ているが、そのシナジーには期待を掛けている。

主力の「ウィメンズ」が堅調に推移

2019年3月期 第2四半期 品目別売上高(表2)

2019年3月期 第2四半期 品目別売上高(表2)

品目別売上高では、主力の「ウィメンズ」が296億9,200万円(4.6%増)と堅調に推移した。「メンズ」も182億6,500万円(3.8%増)と堅調な推移だった。雑貨関連が低調だった(表2を参照)。

期末の店舗数は、353店(出15、退9)。うち、ユナイテッドアローズが232店(出11、退8)、フィーゴが19店(出1)、コーエンが87店(出3、退1)。通期では、357店(出29、退19)を計画している。

財務面は安定している。商品回転率が微増し、粗利率が増加したことから、交差比率が改善した。手元流動性比率は前年と同じ水準。D/Eレシオは0.2倍と前年同期より改善している。

通期の業績見通しに変更はない。連結売上高1,563億円(1.2%増)、営業利益108億5,000万円(3.2%増)、経常利益110億円(2.1%増)で、増収増益の計画だ。

(樋口尚平)

ユナイテッドアローズ、2019年3月期 第2四半期連結決算 計画値を上回り、増収・微増益に

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