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レナウン、2019年2月期 第2四半期 連結決算
GMSやECが健闘し微増収、百貨店が苦戦し損失を計上

2019年2月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

2019年2月期 第2四半期
財務数値一覧(表1)

レナウンの2019年2月期第2四半期(3-8月)の連結決算は、GMSやEコマースのビジネスなどが健闘したこともあり、微増収となった。主力販路の百貨店が苦戦したことなどから売上高総利益率(粗利率)が低下し、営業損失を計上するに至った。

レディス「エンスウィート」が健闘

連結売上高は284億1,500万円(0.4%増)。GMSやEコマース、肌着・靴下を製造・販売する子会社が健闘したことで、0.4%増の微増収となった。粗利率は45.6%(1.2ポイント減)と悪化。半々比率は54.9%(0.1ポイント減)で微減だった。営業損益は、百貨店向けの売り上げが苦戦したことなどから、営業損失26億4,000万円を計上するに至った。前年同期に比べ、損失幅が3億円ほど増加した(表1を参照)。

2019年2月期 第2四半期 ブランド別売上高(表2)

2019年2月期 第2四半期
ブランド別売上高(表2)

主なブランド別の売上高は、百貨店販路を主体にするところが苦戦した。メンズでは「ダーバン」が18億7,600万円(12.1%減)と2ケタの減収。「エレメントオブシンプルライフ」は15億4,400万円(1.6%減)とやや低調だった。「アクアスキュータム」は10億6,800万円(0.8%増)で微増となった。

レディスでは、「エンスウィート」が13億1,100万円(10.0%増)と2ケタの増収を達成した。主力の「シンプルライフ」は15億2,600万円(4.9%減)と減収。「アクアスキュータム」も14億4,100万円(4.6%減)と低調だった。「エレメントオブシンプルライフ」が12億3,600万円(17.9%減)と苦戦した。成長株の1つとして期待を掛けるECビジネスは、売上高6億1,200万円(21.7%増)と順調な推移だった。うち、自社サイトが5億2,600万円(9.6%増)と主力を占めている(表2を参照)。

来年度から決算期を変更へ

販路別の売上高(単体)では、百貨店が107億3,400万円(9.0%減)と苦戦した。GMSは32億400万円(0.0%)で前年並みだった。SC(ショッピングセンター)は24億4,900万円(1.0%減)とほぼ前年並み。アウトレットは8億8,500万円(13.0%増)だった。

財務面は比較的、安定している。手元流動性比率も1.9月、D/Eレシオは0.1倍と安定している。商品回転率が4.2回転で、0.1ポイント改善した。店頭売りの回復が収益性向上の近道だと言えるだろう。

通期の業績は、連結売上高655億円(1.4%減)、営業利益3億円(39.5%増)、経常利益7億円(23.7%増)で、減収・増益を計画している。なお、来年度(2020年度)から、決算期を変更する予定。親会社の「山東如意科技集団有限公司」と同じ12月期決算に統一する。来期は、2019年3月1日から12月31日までの10カ月の変則決算になる。

(樋口尚平)

レナウン、2019年2月期 第2四半期 連結決算 GMSやECが健闘し微増収、百貨店が苦戦し損失を計上

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