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しまむら、2019年2月期 第2四半期 連結決算
天候不順などが影響し店頭売りが苦戦、減収・減益に

《財務分析レポート》

2019年2月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

2019年2月期 第2四半期
財務数値一覧(表1)

しまむらの2019年2月期第2四半期(3-8月)の連結決算は、天候不順などの影響で店頭売りが苦戦し、減収・減益に至った。主力の「しまむら」業態の苦戦が影響した。一方、海外事業は好調に推移した。こうした外的要因を鑑みて、第2四半期及び通期の業績見通しを下方修正している。

主力の「しまむら」業態が苦戦

連結売上高は2,756億円(3.0%減)とやや低調な推移だった。売上高総利益率(粗利率)は32.3%(1.6ポイント減)と減少した。夏物セールの前倒しなどが影響したようだ。販管費率は27.3%(1.7ポイント増)と増加したこともあり、利益が目減りした。

営業利益は143億1,700万円(40.0%減)と半減近い減益となった。経常利益も147億4,000万円(39.5%減)と減益に至った。四半期利益も同様に、95億円(41.6%減)と大きく減少した(表1を参照)。

2019年2月期 第2四半期 部門別売上高(表2)

2019年2月期 第2四半期
部門別売上高(表2)

業態別では、主力の「しまむら」が売上高2,148億円(4.7%減)と減収した。「アベイル」も255億円(1.5%減)と苦戦。「シャンブル」が49億円(2.8%増)、「ディバロ」が3億6,200万円(37.6%増)と健闘した(表2を参照)。「しまむら」業態では、主力の「婦人衣料」が苦戦した。そのほか、「肌着」や「紳士衣料」などが減収となった。「ベビー・子供服」が3.7%増と健闘した。

“ベビー・子供用品の総合専門店”として強化を進める「バースディ」が売上高268億600万円(7.5%増)と好調に推移した。3月下旬から全店でポイントカードを導入。会員数は170万人を超えたという。期末の店舗数は、グループ全体で2,180店(40増、5減)。「しまむら」業態では、1,419店(18増)。

財務面は安定、海外事業が健闘見せる

海外事業は、概ね健闘した。台湾ビジネスは「思夢樂」業態で展開するが、売上高が28億7,600万円(10.0%増)と2ケタの増収を達成した。期末の店舗数は46店(2増、1減)。上海を中心に店舗展開を図っている「飾夢楽」は、規模が小さいながらも売上高2億9,300万円(13.6%増)と好調に推移した。期末の店舗数は10店(1減)と1店舗減少したが、健闘を見せた。

店頭売りは苦戦しているが、財務面は引き続き良好な状態である。粗利率及び商品回転率の低下により、交差比率が減少しているが、200台半ばで依然、高い水準にある。手元流動性比率が3.6と改善した。D/Eレシオは無視してもいい水準。自己資本も増えている。当面の不安材料は見当たらない。

通期の業績見通しは、天候不順などによる上期の苦戦を受けて、下方修正している。連結売上高は175億円減の5,700億円、営業利益は115億円減の394億円、経常利益は116億円減の404億円の計画だ。

(樋口尚平)

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