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ミラク 「ザ コーナー ストアルーム」が関西初進出
商業施設「なんばパークス」にオープン

update: 2015/03/25

関西初出店したミラクの 「ザ コーナー ストアルーム」

関西初出店したミラクの
「ザ コーナー ストアルーム」

レディスファッションのミラク(東京都渋谷区)が手掛けるセレクトショップ「ザ コーナー ストアルーム」が3月20日、同日改装オープンした商業施設「なんばパークス」(大阪市浪速区)3階フロアに出店した。関西初出店。自社ブランド「Sono」(ソーノ)を主体に、セレクト商材も取り揃える。

レディスの良き定番として支持を集める

レディスウエアの良き定番を目指す

レディスウエアの良き定番を目指す

ミラクはセレクトショップを展開するほか昨今、注目を集めているレディスブランド「Sono」を手掛ける。同ブランドはシンプル過ぎず、適度に女性らしさを取り入れたテイストが特長。オンからオフまで幅広いシーンで着こなせるレディスウエアの“良き定番アイテム”に位置付ける。布帛とカットソーアイテムはすべて国内生産で、安定した品質が伴っている点も人気の秘密らしい。

「Sono」ブランドは伊勢丹などの百貨店や「アナトリエ」などのレディスファッションショップでも扱われている。「ザ コーナー ストアルーム」では約60%を自社ブランドの「Sono」で構成。残りをセレクト商材で品揃えしている。主なセレクトブランドは「レッドカード」「ファリエロ サルティ」「スタジオ ニコルソン」などインポートを主体にラインナップする。

主要顧客層は20代後半から30代メーンだが、40代女性も少なくない。着用シーンのバリエーションが多いため、同ショップの感性に共鳴する幅広い年齢層の女性客を取り込めているとみられる。売り場面積は20坪。内装は白を基調に、什器には白木を使った。「時間が経つに連れ、“味”が出てくる」(ミラク、石井大悟 代表取締役)ショップを意識したという。

ブランド認知も進む

インポートを中心にセレクト商材も取り揃える

インポートを中心にセレクト商材も取り揃える

今回の改装は、個性派ショップを集積する「なんばパークス」にとって2003年のグランドオープン以来、最大規模。新店舗や移転・改装を含め計100店舗が新たにオープンした。「ザ コーナー ストアルーム」が出店した3階フロアも全面的に移転・改装・新規店の導入を実施。“きれい目カジュアル”ショップを集積するフロアとして刷新した。

「ザ コーナー ストアルーム」のオープンから週末にかけての3日間は予想を上回る売上推移だった。同ショップが支持されている理由について石井 代表取締役は「企画のバランス感、アンニュイなテイストを表現できている点では」と説明する。

主なアイテムの上代価格は、トップス類が1万5,000円前後、ワンピースが2万円前後、ボトムスが1万5,000円〜2万円。売り上げの約70%がセレクトショップや百貨店などを対象とした卸ビジネスだが、直営店舗の展開も広げつつある。東京・表参道の路面店舗をはじめ、計5店を出店する。4月25日には、福岡・天神の「ソラリアプラザ」にもショップをオープンする予定。また、市場規模の大きい関東を中心に今後も出店を計画している。

(樋口尚平)

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