第48回 大阪ミシンショー&ハンズフェスティバル
5,500人超の来場者が訪れる
会場に活気、業界の期待度を反映
update: 2015/02/23
第48回大阪ミシンショー&ハンズフェスティバル(主催、大阪府ミシン商業協同組合)が2月20-21日の2日間、大阪・南港のインテックス大阪で開催され、5,500人を超える来場者でにぎわった。
出展企業数はミシンや裁断など、縫製関連の機器を扱う計68社で、最新機種を展示、紹介していた。今回は前回よりも来場者数が増えているようで、女性の姿もよく見掛けられた。
初日20日の来場者数が2,581人、2日目の21日は3,000人を超えた模様だ。複数で来場する企業もあったようで、実際はカウントされた人数よりも多かったようだ。契約がすぐに増えるわけではないが、円安による製造拠点の国内回帰が指摘される昨今、来場各社の期待も高まっているとみられる。
ミシンに触れ合うことを目的にした取り組みでは、会場の一角のスペースを割いて、第11回「ハンズフェスティバル」を開催。デジタルプリントやニットを使ったソーイング教室のほか、2日目の21日には、工業用ミシンを使った体験イベントも実施した。
とある出展社の担当者は、「この盛況ぶりが(来年4月にインテックス大阪で開催される)『JIAM』にうまくつながれば…」と期待を寄せていた。
(樋口尚平)